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内容説明
1と自分自身以外に約数がない正の整数。たったそれだけの素数の性質から、整数論の世界をひもといていく。ガウス、フェルマー、オイラー、メルセンヌなど、数学の天才たちをとりこにした素数の魅力とは。
目次
第1章 整数の生い立ち
第2章 整数の周辺
第3章 最大公約数
第4章 素数
第5章 整数の合同
第6章 いろいろな方程式
第7章 整数論で使われる関数
第8章 素数のいろいろ
第9章 フェルマーの小定理・原始根
著者等紹介
芹沢正三[セリザワショウゾウ]
1920年、東京・八王子に生まれる。1945年(旧制)北海道大学理学部数学科卒業。都立竹早高校、都立東京高専、法政大学、実践女子大学、山梨大学を経て、現在東京高専名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
42
素数というのは奥が深いということがよくわかりました。意味でいえばひとことで分かるのですが、それをどのようにして見つけていくのか、あるいはどこまで行けば素数はなくなるのか、など様々な問題があります。整数論の基礎からかなり高度なところまでをわかりやすく説明してくれます。2015/03/11
魚京童!
9
1÷0=A⇒1=0×A Aに何を入れても等式は成立しない。よって不能2014/01/09
あいぎす
4
ようやく読み終えたが理解は苦しい。ただワクワクした部分も多々あり面白い体験だった。ちょこちょこでいいから触れ続けないとこんなに忘れているとは。modはまだしもlogも結構忘れているな。他の数学本にも触れよう。2017/07/04
はるゆう
3
フェルマーの小定理を久しぶりに見た。合同式ってのは、なんかなじめないなぁ・・・。なじめない理由はよくわからない。すっきりしないんだよなぁ、自分の中で・・・。2012/04/08
よはん
3
素数は整数の女王。美しい。★★★☆☆2008/10/26