ブルーバックス<br> 新装版 タイムマシンの話―超光速粒子とメタ相対論 (新装版)

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ブルーバックス
新装版 タイムマシンの話―超光速粒子とメタ相対論 (新装版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 243p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062573887
  • NDC分類 421
  • Cコード C0242

内容説明

光より速く走る粒子「タキオン」があれば、時間旅行は可能になる!?だが、過去に戻って自分の祖先を殺してしまうような矛盾はどう解決されるのか?タイムマシンを主題に、いまだ正体のはっきりしない「時間」の問題に鋭く切り込んだ意欲作。

目次

第1章 タイムマシン(やさしすぎてわからない;光よりも速く ほか)
第2章 時間の逆行は可能か(永遠の問い;過ぎさるのは君の方…か? ほか)
第3章 超光速粒子タキオン(メガホンを切る話;点の前後の関係 ほか)
第4章 メタ相対論(タキオンの速度;タキオンとの衝突 ほか)
第5章 超光速現象をめぐって(タイムマシンをつくるためには;超光速ロケットを利用したらどうか ほか)

著者等紹介

都筑卓司[ツズキタクジ]
1928年浜松市生まれ。海軍兵学校、旧制一高から東京文理科大学物理学科へとすすみ、同大学院では統計力学を専攻。横浜市立大学で教鞭をとり、同大学名誉教授。いかにも教師然とした調子はさらさらなく、学生と一緒に考えていくというタイプ。難解な物理理論をわかりやすく説く才能にかけては群を抜く。ブルーバックスの著作は一七冊(うち共著一冊)。累計三〇〇万部を超える。2002年7月惜しくも逝去された
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわん

17
2002年10月の本。表紙のダリ「記憶の固執」に対しての作者の固執がオシャレ。物理の方々は、優しいが、骨太で、きっちりしている。P198の丸橋忠弥は、今の私には外せない。タイムマシンは、まず論理の世界?2022/11/22

akanE

1
私が読んだのは復刻版ではなく昭和46年発行のもの。自主的に保護している、父の遺した蔵書の一冊。 私よりも年上の本なので、情報は相当に古い。そして数式とグラフが要所要所で出てきてしまうので、数学をやってきていない私などは簡単に迷子になってしまう。 四コマ漫画みたいなわかりやすい例もあったり、この手の本を多少読んでいるためになんとか理解は追いつく章もあるのでなんとなくわかったような感じで読了。2020/08/11

arekcey

1
左右を逆にした野球の話が面白かった。 2018/12/24

concreteseijin

1
七つの誓戒を守れない人には、実務レベルにおいても、タイムマシンを扱った時点で自ら消失してしまうから無意味なのです。時空に掻き消されて霧散した彼らの魂に花と石を。2016/05/04

寝落ち6段

1
2002年刊。故に少々情報が古い。現在もかなり研究は進んでいるし、新たな粒子なども発見されている。光より速くなれば未来に行けるかもしれないが、過去に行ける可能性はあるのだろうか?タイムマシンは人類の夢かもしれない。表紙はダリの絵で、相対性理論が影響しているらしい。果たして私たちが学んでいた歴史は本当のことだったのか、未来はどうなっているのか。史学教室出身の私としては、歴史を目の当たりにしたい。ちなみに、内容はなかなか難解だった。2014/04/14

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