メタルカラーの時代〈6〉「しぶとい」モノ作り

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  • サイズ B6判/ページ数 599p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093794268
  • NDC分類 502.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

この不況下、ニッポン産業界をおおう自信喪失と未来への不安。今こそメタルカラー最高の栄誉ともいうべきノーベル賞連続受賞の原点に戻り「しぶとい」モノ作りの現場の声に耳を傾けるべき時であろう。

「“しぶとさ”とは自信と誇りの証しであり、“しぶとさ”とはあきらめと無力感を振り払い、先へと大胆に進んでいく熱きエンジンなのである。私たちは、低迷する日本にあって、そのことを忘れているのではないかという思いも強かった。そこでこの書名とした」と著者・山根一眞氏は力説する。今こそモノ作りの現場に立ちかえり、その肉声に耳を傾けることが急務と説く。そのような観点から以下の証言集をお届けする。第1章「ノーベル賞と日本の底力」第2章「環業革命は日本が興す」 第3章「匿名者たちの現場」第4章「モノ作りにたぎる情熱」第5章「未来への導き建造」 迷うことはない、日本のモノ作りは健在であることがこの本を読めば充分に納得できる。

内容説明

3年で4人がノーベル賞を受賞!それは「しぶといモノ作り」パワーの証だった。ノーベル賞科学者を筆頭に62人が語る「しぶとさ」こそ、日本蘇生の強力エネルギー源だ。

目次

第1章 ノーベル賞と日本の底力(「右と左」を自在に操る化学「不斉合成原理」―野依良治;「ミス」の偶然から発見「タンパク質分析法」―田中耕一 ほか)
第2章 環業革命は日本が興す(環境時代の自動車への一里塚「燃料電池カー」―トヨタ自動車;知識ゼロから開発「燃料電池用水素吸蔵合金」―トヨタ自動車 ほか)
第3章 匿名者たちの現場(日々是進化の筒の中身「アルカリ単3乾電池」―松下電池工業;溶けたガラスと精密金型で「TVブラウン管」―日本電気硝子 ほか)
第4章 モノ作りにたぎる情熱(写真画質はシャトルも搭載「カラープリンタ」―セイコーエプソン;独創的発想で未熟児の救命実現「人工呼吸器」―メトラン ほか)
第5章 未来への尊き建造(海底で真水の大洪水の秘話「東京湾横断道路」―鹿島;鳥取砂丘横に巨大環境実験所「ガラスドーム」―鳥取大学乾燥地研究センター ほか)

著者等紹介

山根一真[ヤマネカズマ]
ノンフィクション作家。1947年東京都生まれ。独協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。同専攻科修了。宇宙開発事業団嘱託、宇宙科学研究所客員教授、宇宙開発委員会特別委員(文部科学省)、NEDO省エネルギー技術審議委員会委員、福井県文化顧問、岩手県アドバイザー、日本聴導犬協会名誉委員、NTTドコモアドバイザリーボード(社外役員)、日本エコツーリズム推進協議会理事、国際技能工芸機構、共用品推進機構、インターネット協会、大宅壮一文庫各評議員、日本文芸家協会会員
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感想・レビュー

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とどっち

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【メモ】メタルカラーの時代:シリーズ9-6 読書メーター登録あり:裏表紙裏赤シ―ル

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