大統領たちが恐れた男―FBI長官フーヴァーの秘密の生涯

大統領たちが恐れた男―FBI長官フーヴァーの秘密の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 530p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105309015
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

内容説明

ルーズヴェルト大統領夫人の情事を盗聴する。真珠湾攻撃の事前情報を看過する。チャップリンを国外追放する。マッカーシズムを演出する。マフィアと手を握る。女装して乱交パーティーに参加する。部下と同性愛に耽る。ケネディの情事を盗聴する。裁判官の電話を盗聴する。ケネディ暗殺の真相に蓋をする。キング牧師の情事を盗聴する。キング牧師のノーベル賞受賞を妨害する。ジェーン・フォンダの郵便を開封調査する。…国民的英雄は手段を選ばない卑劣な男だった。

目次

神経質な少年
司法省時代の失恋
二十九歳のFBI次官補
子供ナポレオンの「革命」
黒人、女性、ユダヤ人嫌い
ディリンジャー射殺
同性愛
女優と精神科医
議会、マスコミ対策
ルーズヴェルトと電話盗聴〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinke Taeko

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★★★☆☆ 大作‼︎2015/11/28

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映画「J.エドガー」を観る前に読みたかったが、後から発見。 どの章もフーバーの陰険さが延々と淡々と書かれていて、辟易してくる。構成にもう少し起承転結が欲しかったところ。出てくる権力者もひと皮剥けばろくなのがいない。 しかし、これが現実なのだろう。 周りが社会病質者を見抜けないまま、権力を持つようになるとこうなるのかと恐怖をおぼえた。2013/01/14

penguin

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図書館。映画『J・エドガー』を観て興味を持ったので、評伝を借りてみました。いやぁ読んでる間、息苦しかった本は久しぶりでした(苦笑)。エドガーが「絶対悪」として書かれてないので、余計に何とも言えない重さと閉塞感がありました…。米大統領がただ1人の意向と手腕にこうまで影響されるのか、人の恐怖心って…と暗澹たる気分にすら陥りました。ドラマ『Angels in America』のロイ・コーンの名前が出てきた時は、ちょっと吃驚しつつも納得。やっとあのドラマの背景が薄っすら理解できた気がします。2012/02/25

Akio Kudo

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★★★★★ 読破するのも躊躇う程の内容が濃く、長い本。それに見合う程の事実の羅列に言葉を失う。フーバーの異常性もさることながら、誰もが知ってるケネディやキング牧師の幻滅したくなる事実に言葉が無い。心理面からもフーバーが弱い人間であることを暴いた著者の努力は凄い。2018/01/30

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