内容説明
本書は、長年、本づくりに携わってきた編集者が、自ら読む本にどう対しているかを、活字本、電子本、インターネット上の読書、図書館、というテーマごとに示す自在な読書のすすめである。
目次
第1章 活字本とつきあう(雑誌は破りながら読む;ふつうの本も破る;本はパンフレットである ほか)
第2章 電子本とつきあう(電子本は本ではない;電子本も本だ;マルチメディア本をたのしむ ほか)
第3章 インターネットでの読書(タダの雑誌;知的財産に所有権なし;グーテンベルク計画のゆくえ ほか)
第4章 図書館とつきあう(図書館散歩派;独学者による独学者のための…;コピーとOCR ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
27
20年くらい前に出された本ですが、色褪せないというか、予見しているというか。20年後の今、著者がどう思っているのか聞いてみたい。本の未来は暗くはないと言われていたところと図書館が好きなところは共感しました。2019/09/06
和草(にこぐさ)
4
電子書籍、活字本それぞれの長所、短所が著者の視点で書いてあり、私もその考えに同調。2013/02/15
subuta
1
90年代後半に書かれた本にまつわる予想が、今から見てかなり当たっているようで感心した。2018/09/25
ちゃつ@
0
本は破って読む。 電子書籍にも飾り本にも良いところも悪いところもある。2017/11/11
カオル
0
あまりにも主観的すぎる文章。本のいらないページは破るという斬新すぎる読み方に最初は惹かれたものの、いつまでもその事を引っ張るのもどうなの・・・・。師匠の名前も何度も出てくるが聞いたこともない。 今までの本と新しい電子本。(今では新しくもないけど)どちらか一方を選び、どちらかを批判するのではなく、双方の良い所を取って組み合わせればいい。しかしipadで雑誌が読めるという時代、本当に活字本は生き残れるのか・・・・2010/08/15