中公新書<br> ベンチャー企業の「仕事」―脱日本的雇用の理想と現実

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中公新書
ベンチャー企業の「仕事」―脱日本的雇用の理想と現実

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121015716
  • NDC分類 335
  • Cコード C1234

内容説明

経済再生のカギを握るベンチャー。そこに働く人々はいったい何を思い、どのように仕事をしているのか。また、会社は彼らの「やる気」をどう引き出そうとしているのか。これまでイメージだけで語られがちだったベンチャーの実態を検証すると、先進的な側面とともに、マネジメントや組織上の問題点が浮き彫りになる。そしてこれは日本の企業すべてが直面する課題でもある。21世紀型の理想的な働き方とは何か、改革への道筋を示す。

目次

序章 ベンチャー企業への期待
第1章 可能性を求めて
第2章 ベンチャー型のワークスタイル
第3章 ベンチャー型の組織とは
第4章 ベンチャー企業の実像
第5章 日本型ベンチャーが抱える矛盾
終章 日本のベンチャー―展望と課題

著者等紹介

太田肇[オオタハジメ]
1954年(昭和29年)兵庫県但東町に生まれる。神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。三重大学人文学部助教授などを経て、96年より滋賀大学経済学部教授。京都大学経済学博士。専攻:組織論。著書に『プロフェッショナルと組織』(同文舘、1993 組織学会賞)、『日本企業と個人』(白桃書房、1994)、『個人尊重の組織論』(中公新書、1996)、『仕事人の時代』(新潮社、1997)、『仕事人と組織』(有斐閣、1999 経営科学文献賞)、『「個力」を活かせる組織』(日本経済新聞社、2000)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あのあの

1
★★★☆☆:ベンチャー企業での働き方を紹介。日本的組織からの脱却は難しい。2000年からあまり変わっていない。2015/07/26

寝落ち6段

0
ベンチャーは既存の企業と比べると、その経営は弱弱しい。それを強固にするには、組織を上手く編成しなければならない。では、どういう組織を作っていったらいいのか。大企業を真似てみるのもいいだろう。しかし、それではそのベンチャー企業の実態に合っていないのではないか。本書では種々の組織の在り方が紹介されている。これらを参考に独自の上手く回る組織を作りたい。2013/01/01

Yohei

0
★★★☆☆ベンチャーとは「危険を冒す」という意味であり、文字通り、挑戦的な姿勢を取り続けている企業でなければならない。人材多様化が叫ばれる現代において、ベンチャーとしての新しい働き方の提案は評価すべきとの主張には納得。2012/07/11

klein_leaf

0
組織論的な知識を入れるのによい本2008/09/27

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