内容説明
旅人の心をとらえて離さない壮麗な山並み、そこかしこに咲きこぼれる色鮮やかな花々―。山の国スイスは、美しい花の国でもある。自然への配慮を尽くして敷かれた登山鉄道と5万キロに及ぶハイキング・コースは、美しい自然をすべての旅人にと願う、この国の人々からの贈り物なのだ。すがすがしいスイスの風があふれ出すフォト・ガイド・ブック。
目次
第1章 山の花(グリンデルワルト―自然の大きさと人の慎ましさ;ユングフラウヨッホ―アルプスの空に向かう奇跡の鉄道;ヴェンゲンとミューレン―絶景の村で三名山に酔う ほか)
第2章 村の花(グリメンツとサンリュック―秘境に花を追う;アッペンツェル―ヨーデルを生んだ伝統の村;ロイカーバートとアンゼール―ゲーテも泊まった温泉地 ほか)
第3章 街の花(チューリヒ―傭兵が築いた世界の金融センター;ベルン―ゼラニューム咲き乱れる世界文化遺産の街;ルツェルン―スイス建国より古い歴史を誇る ほか)
著者等紹介
中塚裕[ナカツカユタカ]
1941年(昭和16年)、東京に生まれる。67年より、ヨーロッパ、中近東、アジア、アメリカを旅しつつ、「人間と風土」をテーマに作品を発表。85年、フォトエージェンシー裕林社を設立。日本写真家協会会員
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