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中公新書
ケータイを持ったサル―「人間らしさ」の崩壊

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  • サイズ 新書判/ページ数 187p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121017123
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C1237

出版社内容情報

【この本をお薦めします!~紀伊國屋書店新宿南店・二宮新一】
 果たして、「人間らしさ」とは何か?現代日本社会をユニークな視点で斬りこむ快作。

内容説明

「ひきこもり」など周囲とのコミュニケーションがうまくとれない若者と、「ケータイ」でいつも他人とつながりたがる若者。両者は正反対に見えるが、じつは成熟した大人になることを拒否する点で共通している。これは「子ども中心主義」の家庭で育った結果といえる。現代日本人は「人間らしさ」を捨て、サルに退化してしまったのか?気鋭のサル学者による、目からウロコの家族論・コミュニケーション論。

目次

第1章 マザコンの進化史
第2章 子離れしない妻と居場所のない夫
第3章 メル友を持ったニホンザル
第4章 「関係できない症候群」の蔓延
第5章 社会的かしこさは四〇歳で衰える
第6章 そして子どもをつくらなくなった!