中公新書<br> メンタルヘルス―学校で、家庭で、職場で

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中公新書
メンタルヘルス―学校で、家庭で、職場で

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121018731
  • NDC分類 493.79
  • Cコード C1247

出版社内容情報

学校、家庭、職場に対象を絞りながら、現在そこで起きている変化が人のこころにどんな影響を及ぼしているかを幅広く報告する。

内容説明

人のこころの健康は、些細なことで損なわれることがある。メンタルヘルスとは、そうした人間のこころを安らかに保つためのさまざまな方策である。本書は、特に問題が起きやすい、学校・家庭・職場に対象を絞り、そこでいま、どのような変化が起きているのか、それがこころにどんな影響を及ぼしているかを報告する。長期間にわたる臨床現場でのデータをもとに、不調の原因から対処法までを概観する。

目次

第1章 メンタルヘルスとは(メンタルヘルスという用語;広義のメンタルヘルスと狭義のメンタルヘルス ほか)
第2章 学校のメンタルヘルス(学校が抱えるさまざまな問題;学校のライフサイクル)
第3章 家庭のメンタルヘルス(家庭が抱えるさまざまな問題;家庭のライフサイクル)
第4章 職場のメンタルヘルス(職場が抱えるさまざまな問題;職場のライフサイクル)
終章 現代社会とメンタルヘルス(不安と抑鬱;情報化がもたらすもの ほか)

著者等紹介

藤本修[フジモトオサム]
1951年(昭和26年)、大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部付属病院精神神経科、関東労災病院神経科、大阪府立公衆衛生研究所精神衛生部成人精神衛生課課長、大阪府立病院精神科部長、関西福祉大学社会福祉学部教授を経て、甲子園大学人文学部教授。精神科医。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

令和の殉教者

3
前書き、職場編、終章、後書きのみ。環境や時代の変化に伴ってストレス(ストレッサー)は多かれ少なかれ誰にでも降りかかるものなので、それを受け止めながら心の健康を保とうという一貫したスタンスで書かれている。2000年代半ばに書かれたということもあってか、問題意識が古い(コンピュータへの適応不安・障害)と感じられるものもあるが、思うように出世できないことや女性の職場進出等の想定事例が多数掲載されており、興味深く読みやすい。2019/10/20

たけのこ

2
読みやすい。どんな症状も様々な見方や要因があり、誰にでも起こりうる…というニュートラルな姿勢が一貫していて、落ち着いて読める。なるべくゆったり構えて、ちょっと適当にすることが大事、というのはもちろんな話だが、杓子定規になりがちな身としては、心身のメンテナンスに時間を割くのは本当に大切なのね、と再考した。2019/10/12

Koji

2
入門書なんでしょうね。2016/02/18

オランジーナ@

1
読みやすかったが、印象に残らない本だった。2015/09/21

kouyan

1
事例を見ることで、自分を客観的に見れるようになれた気がする。あ、コレは病気の兆候だったのか、みたいに。2015/06/01

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