出版社内容情報
学校、家庭、職場に対象を絞りながら、現在そこで起きている変化が人のこころにどんな影響を及ぼしているかを幅広く報告する。
内容説明
人のこころの健康は、些細なことで損なわれることがある。メンタルヘルスとは、そうした人間のこころを安らかに保つためのさまざまな方策である。本書は、特に問題が起きやすい、学校・家庭・職場に対象を絞り、そこでいま、どのような変化が起きているのか、それがこころにどんな影響を及ぼしているかを報告する。長期間にわたる臨床現場でのデータをもとに、不調の原因から対処法までを概観する。
目次
第1章 メンタルヘルスとは(メンタルヘルスという用語;広義のメンタルヘルスと狭義のメンタルヘルス ほか)
第2章 学校のメンタルヘルス(学校が抱えるさまざまな問題;学校のライフサイクル)
第3章 家庭のメンタルヘルス(家庭が抱えるさまざまな問題;家庭のライフサイクル)
第4章 職場のメンタルヘルス(職場が抱えるさまざまな問題;職場のライフサイクル)
終章 現代社会とメンタルヘルス(不安と抑鬱;情報化がもたらすもの ほか)
著者等紹介
藤本修[フジモトオサム]
1951年(昭和26年)、大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部付属病院精神神経科、関東労災病院神経科、大阪府立公衆衛生研究所精神衛生部成人精神衛生課課長、大阪府立病院精神科部長、関西福祉大学社会福祉学部教授を経て、甲子園大学人文学部教授。精神科医。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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