目次
「イアーゴーの庭」―物語と世俗的時空の産出
『ドン・キホーテ』の語り手たち
復生の文学―ハンセン病療養所の文藝作品を手引きとして
「もう一つのこの世」に向かって―石牟礼文学におけるポロシオ(隣人)の玄郷と近代
英雄―知とその逸脱
物語享受の可能性―生命論的妄想論に依拠して
カンブリア紀の爆発―生物進化の物語
物語と儀礼―李清俊の『白衣』に描かれる朝鮮戦争の記憶と和解への試み
自己物語から他者物語へ―ナラティヴ・トランスポジション
語り直す力―星野道夫の物語に呼応して
女たちの場所から語る―物語の解放
著者等紹介
宮本久雄[ミヤモトヒサオ]
1945年生れ。東京大学大学院総合文化研究科教授
金泰昌[キムテェチャン]
1934年生れ。公共哲学共働研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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