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書物の言語態

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  • サイズ A5判/ページ数 302p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130840637
  • NDC分類 801
  • Cコード C3380

内容説明

もうひとつの書物の文化史へ。「声」から「文字」への転換、「作者」「読者」の誕生、電子テクストの出現―東西テクストのパフォーマティヴな機能を分析する。

目次

1 書物とリテラシー(地中海世界における書物と書物観―古代から中世まで;ローマ人の読み書き能力;テクスト記述・祖本再構・編集史の内的再構―中国語音韻史資料の場合 ほか)
2 テクストの生成と校訂(古英詩の写本とテクスト;「平家」語りのテクスト生成;写本校訂の現場 ほか)
3 作者という機能、読者という機能(フーコーのキアスム―科学と文学のあいだの作者性、18世紀~14世紀;読書行為と憩い―18・19世紀のテクストにおける読むこと;「雲の王者」あるいは市場の作者たち ほか)

著者等紹介

宮下志朗[ミヤシタシロウ]
1947年生れ。東京大学大学院総合文化研究科教授。ルネサンス文学、書物の文化史

丹治愛[タンジアイ]
1953年生れ。東京大学大学院総合文化研究科教授。英文学/文化研究
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