NHKブックス<br> 学校は再生できるか

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NHKブックス
学校は再生できるか

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140018439
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C1337

内容説明

教師や親も、いまや子どもが見えなくなった。いじめ、不登校、普通の子のナイフ事件、援助交際…。その背景とは何か。子どもの学歴信仰の急速な崩壊と目標喪失。メディアの多様な発達と退屈さを増した一斉授業。時代遅れの校則や、いい子競争を強いられる内申書重視の息苦しさ。優れた教育実践の旗手が、学校荒廃の現状と学校内外の要因を見つめ、「子どもを主役に」を旗印に従来の子ども観の一大転換をはかって、子どもの自己決定能力の確立と学校再生の道を展望する。子育て、教育に行きづまる親や教師必読の決定版。

目次

プロローグ 市民の学校不信も限界―学校に「満足」は、たったの三パーセント
1 スクール・クライシス―その実態と背景(学校という名のサティアン;教師と子どものズレ;今日の学校問題の背景―国際化・情報化の中での「博物館」)
2 子どもを守れぬ家庭と社会(家庭での子どもの生きづらさ;街へ溶け出す少女たち;「生きる力」を育てる意味 ほか)
3 学校は再生できるか―子どもを主役に(主役は子ども、教師はパートナーだ!;古い教育方法の問題点と新しい視点;今、元気印の学校は ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねっしー

1
調査の分析が少し長いのが難だが、学校教育をどう生まれ変わらせていくか、後半に著者の考えがはっきり書かれている。「学校は社会の変化を取り入れない博物館」という言葉に納得。今は、情報が増え続ける社会。そのなかで自分の生き方を求める子どもに寄り添って、情報をフルに活かし活かされる場に、学校も変わっていく必要がある。2014/02/24

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