看護とヘルスケアの社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260000345
  • NDC分類 498
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 イギリスでは社会学は、保健医療の専門職にとって必須の科目である。概念や考え方を示すのみならず、調査や事例研究を通して、ナースや医師、クライアント、家族、職場、社会の抱える問題を浮き彫りにする。ケアの理想と厳しい現実とのギャップをどのようにして埋めるか。専門職として、一市民として。そのためのアプローチを示す。    

《目次》
第1章 社会学的想像力とは何か?-看護教育と看護の仕事の例
第2章 社会における健康の象徴的意味-専門職が行なうケアの中の魂という考え
第3章 社会学の方法-保健医療サービス研究と看護研究
第4章 病いのない世界は?-慢性病の病人であることを「忘れる」
第5章 身体・スティグマ・がん患者の経験を考える
第6章 医学的治療に関係する研究
   -無作為化比較対照試験による研究の倫理的・法的問題点
第7章 知識に関する社会学とは何か?-健康教育と健康増進の例
訳者あとがき
索引

内容説明

イギリスでは社会学は、保健医療の専門職として働くすべての人に必須の科目になっています。概念や考え方を示すだけにとどまりません。調査や事例研究を通して、ナースや医師、クライアント、家族、職場、社会の抱える問題やジレンマを浮き彫りにします。保健医療におけるケアの理想と厳しい現実とのギャップをどのようにして埋めるか。専門職として、一市民として、そのためのアプローチを示します。

目次

第1章 社会学的想像力とは何か?―看護教育と看護の仕事の例
第2章 社会における健康の象徴的意味―専門職が行なうケアの中の魂という考え
第3章 社会学の方法―保健医療サービス研究と看護研究
第4章 病いのない世界は?―慢性病の病人であることを「忘れる」
第5章 身体・スティグマ・がん患者の経験を考える
第6章 医学的治療に関係する研究―無作為化比較対照試験による研究の倫理的・法的問題点
第7章 知識に関する社会学とは何か?―健康教育と健康増進の例

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷほは

2
哲学方面に偏りがち。特に悪い影響を与えているのがフーコーで、ポストモダンとかいうあのよくわからない思想潮流をわざわざ紹介しようとしているのがよくない。ヒポクラテスの文章が引用されるなんて社会学の本でもなかなかないぞ。巻末の参考文献の量が読者に知的水準の高さを要求していることはわかるのだが、もう少しデータや歴史的経緯を押さえた上で、社会学のキーワードを中心にまとめていく方向で編集されてもよかったのではないか。まぁこう考えてしまうのも思想的なバックボーンが貧弱な日本の社会学者のよくない所だと言われそうだが。。2018/09/05

mieken

0
医療も効率が求められる時代。第1章は看護モデルと実践の橋渡し、第2章は病院における患者と専門職の関係、第3章はフェミニストの視点、第4章は慢性病、第5章はがん患者の経験、ゆっくり読みたい。2021/02/23

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