出版社内容情報
【セールスポイント】
今後の研究の礎としてまとめあげた設計生産システムのバイブル
【発刊の目的と内容】
本書は、互いに影響を及ぼしながら発展してきた機械設計生産分野とコンピュータ分野の結びつきによって可能になった機械製造の自動化、コンピュータ支援による各種技術の統合化をとりあげ、基本的考察と理論から個々の技術を解き明かし、統合化されたシステム技術とその応用までをまとめている。また、人の活動としての設計生産が、情報技術の発展とともに今後どのように展開し進歩するべきかという方向性をも示唆している。
【購読対象者】
電気、電子、機械系の大学の3～4年生、大学院生の方から関連分野のメーカー、研究所の技術者、研究者の方
【詳細目次】
1章 統合化設計生産システム概論♂1･1 設計製造における情報生成と表現♂1･2 形状モデルとプロダクトモデル♂1･3 現状と将来の技術の展望♂2章 形状モデルの基礎♂2･1 空間占有と形状モデル記述♂2･2 幾何モデル処理のための数学的道具♂2･3 多面体と幾何モデル♂2･4 面接続表における面特徴記述♂2･5 立体の干渉と合成♂2･6 プロダクトモデル関連事項♂3章 自由曲線と曲面♂3･1 曲線の幾何諸量♂3･2 自由曲面の幾何学♂3･3 Bezier曲線とその幾何的性質♂3･4 Bezier曲面パッチ♂3･5 Bezier曲線分の接続とスプライン♂3･6 有理曲線および曲面♂3･7 局面パッチの接続♂4章 コンピュータによる設計作業♂4･1 コンピュータによる設計作業♂4･2 外観形状の評価♂5章 設計における機能評価♂5･1 CAEのための数学的ツール♂5･2 剛性、強度特性の評価♂5･3 動特性、振動特性、音響特性の評価♂5･4 熱特性の評価♂5･5 流体特性の評価♂6章 生産工程設計の自動化♂6･1 生産工程設計の自動化の発展♂6･2 グループテクノロジと生産工程設計の自動化への応用♂6･3 人工知能の利用による工程設計♂6･4 プロダクトモデルの利用による工程設計♂7章 数値制御プログラミング♂7･1 数値制御工作機械の自動プログラミングシステム♂7･2 製品モデルに基づく加工プログラミング♂7･3 製品モデルに基づくロボットのプロミング♂7･4 製品モデルに基づく3次元座標測定機のプログラミング♂8章 生産プロセスのシミュレーション♂8･1 切削加工のシミュレーション♂8･2 研削加工のシミュレーション♂8･3 薄板プレス成形のシミュレーション♂8･4 射出生成加工のシミュレーション♂9章 統合化CAD/CAMシステムの応用♂9･1 コンカレントエンジニアリング♂9･2 仮想生産-バーチャルマニファクチャリング♂9･3 ラピッドプロトタイピング♂9･4 フレキシブル生産システム♂索引
内容説明
ＣＡＤ／ＣＡＭの粋を集めた決定版。それぞれの立場から、この分野を切り開いてきた著者の豊富な経験の集合和、集合積は、あらゆる不可能を実現してきました。本書は、こうした具体的成果に裏づけられて、ｖｉｒｔｕａｌをｒｅａｌに変えていくシステムの手法を伝授する力作です。
目次
１章 統合化設計生産システム概論
２章 形状モデルの基礎
３章 自由曲線と曲面
４章 コンピュータによる設計作業
５章 設計における機能評価
６章 生産工程設計の自動化
７章 数値制御プログラミング
８章 生産プロセスのシミュレーション
９章 統合化ＣＡＤ／ＣＡＭシステムの応用
