光文社新書<br> 買収ファンド―ハゲタカか、経営革命か

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光文社新書
買収ファンド―ハゲタカか、経営革命か

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  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334031367
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C0260

内容説明

日産自動車、ダイエー…大企業のリストラ策で切り売りされる子会社が、次々と「買収ファンド」の手に渡っている。彼らは、一部で言われるように本当に「ハゲタカ」なのか?日本に無理矢理グローバルスタンダードを押しつける「不逞の輩」なのか?現場を丹念に取材した結果、見えてきたものは?あるファンドの代表が言った言葉―「日本の企業は、かなりの比率で、真の経営者が経営していない」問題はここにこそある。

目次

第1章 買収ファンドがやってきた
第2章 企業再生
第3章 日本の買収ファンド
第4章 企業価値を上げるマジック
第5章 ロマンを抱く練金術師たち
第6章 日本経済の救世主になれるか?
第7章 シーガイアの実験

著者等紹介

和田勉[ワダベン]
1966年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、日本経済新聞社に入社。産業部、国際部などの記者を経て、’98年から3年間、テレビ東京に出向して経済部記者を務めた。2001年春からフリーの経済ジャーナリストに。旧東京銀行OBの三木茂フィスコ社長、倉都康行アール・ピー・テック代表と共同編集による金融・経済のWebマガジン「Tokyo Financial Journal」を2002年夏の創刊に向け準備中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kyu_zae_mon

1
ポストコロナで不景気になったらPEファンドの出番かなと思いよんでみた。2020/04/04

とうむ

0
ハゲタカのドラマを今さらながら見てみようと思い、予備知識を入れるために読了。悪いイメージの強い買収ファンドだが、企業をよくしたいと本気で取り組んでいるファンドもあることが分かり偏見が取れた。しかし、企業が再建され、より良くなる過程でコスト削減というリストラを余儀なくされてしまうのは従業員からするとたまったものではないなと感じた。突然、自分の会社が違う会社のものになり、企業再生のために首を切られたり、賃金体系が変わったり...従業員目線のものも読みたくなった。2016/08/08

リール

0
2.52013/09/01

kentatnek

0
買収ファンドに対して、特に外資系、日本は嫌悪感を持ちすぎる。中には、ハゲタカファンドと呼ばれるものもあるのだろうけど、その企業のために再生を図ろうとしているファンドもある。本に出てきた、シーガイアの再生(書かれた時は、出資したばかり)は失敗したようだ。2014/04/21

rubix56

0
ファンドについての歴史、役割を一通り紹介し、実在のファンドについて、日米の代表的なものを取り上げている。 2012/06/25

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