内容説明
本書は、電気系工学科の教壇に立っている筆者が、現時点にふさわしい電磁気学の教科書、参考書を目指して執筆しました。教科書は標準的であるべきで、あまり個性的であってはならないが、著者の工夫によって、路線をあまり踏み外さないで、しかも著者の個性が感じられるような記述になっています。目に見えない電磁界をグラフィック表示して、理解を助けるように努めています。
目次
電荷と静電界
渦なしの場と電位
導体と静電界
ラプラスの方程式の解
誘電体
電気エネルギーと力
電流と抵抗
磁気力の場
わき出しなしの場とベクトルポテンシャル
電磁誘導とインダクタンス〔ほか〕