出版社内容情報
知っておきたい「心の歌」100を掲載。歌枕の地にちなんだ写真を豊富に収録。行った気持ちになる、行って見たくなるビジュアルで旅心を誘います。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんさん
6
華やかな恋の歌も収められているが、歌が進むにつれ、定家の在りし日の王朝への思いが感じられた。大岡信さんの解説も味わいがあった。数年前の正月、妻の実家で久々にかるたをしたら、昔から良くかるたで遊んだという義母が圧倒的にとってしまった。こういう遊びをしながら覚えていくのが言葉を磨くのにもいいんだなあ。日本語で育って良かった。2021/10/09
れみ
4
ビギナーズ・クラシックシリーズで百人一首を読んだのですが、もっと目で楽しめる内容のものを見てみたくて図書館で借りました。文章はざっと目を通しただけですが、とにかく写真がたくさん&カラーで綺麗なので良かった(^^)こういう本、自分で持ってても良いな。2013/10/26
餅くま
3
写真があることで、より和歌を理解することが出来た。手元に1冊置きたい本です。2022/12/19
やすたき
1
娘といずれカルタがしたくて百人一首を暗唱中のところ意味が知りたくて図書館にて借用。競技カルタだと「む」→「き」、「あけ」→「なお」で単なる暗記になるけれど歌の意味と時代背景を知ることで深みが増す。なによりも写真がどれも美しい!日本にこんな美しい情景があることと、1000年以上経過後もなおも名歌(中には天皇であるがため不作でも選ばれた)が札として読み継がれていることに日本人であることが誇らしく嬉しくさせる良作。2016/12/15
クライヴ
1
それぞれの歌の意味が解説されていたり、歌を詠んだ人の背景が綺麗な写真とともに説明されています。 百人一首が大好きになるきっかけの本です