内容説明
著者らが本書を著した主たる目的は、HRMという広範な分野で定着した観のあるトピックスや決定的に重要な問題を読者諸氏に簡潔に紹介することにある。その意味で、本書は、学生やHRMの専門家、そして第一線のマネジャーなど、人間の問題に取り組んでいる人々に役立つものである。本書では、HRMという現在も発展している研究領域における実践面と理論面の問題を分析し、批判している。さらに、HRMに関連する一連の知識とその応用の理解度を高めるためにケース・スタディや図表類を多数利用している。現代の主要な議論のエッセンスを紹介することで、HRMという重要なテーマの現状と今後の展望をバランス良く評価している。
目次
第1章 ヒューマン・リソース・マネジメントの対象と方法
第2章 戦略と組織構造
第3章 文化と変革
第4章 ヒューマン・リソース・プランニング
第5章 募集と選考
第6章 業績管理
第7章 報酬管理
第8章 教育訓練と能力開発
第9章 従業員関係
第10章 ヒューマン・リソース・マネジメントへの批判と今後の展望