目次
序章 アメリカの宗教伝統と文化―アメリカ宗教のゆくえ
第1部 アメリカ人の思考枠組みと宗教(日本とアメリカにおける宗教と技術革命;政教分離社会とプロテスタンティズム;アメリカ社会における宗教と自発的結社―その特質と意味;アメリカの終末観―人民寺院キリスト教会の場合)
第2部 ピューリタニズムの遺産(アメリカ革命期の政治理論と聖書との関係―選挙日の説教を中心に;セイラム魔女裁判―17世紀マサチューセッツにおける神権政治の動揺;ジョナサン・エドワーズとミレニアリズム―ヨハネの黙示録とアメリカ合衆国;アメリカ人の生死観―ピューリタンの葬送儀礼を中心に)
第3部 アメリカ宗教と近代思想(「アメリカ学派」の人種研究と奴隷制論争―19世紀前半における科学と宗教;プラグマティズムと宗教―パース、ジェイムズ、デューイの場合;「神の死の神学」の歴史的意義について)