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内容説明
ヨーロッパ文明の故郷としての「古代」ギリシア文明から、喧噪と活気にあふれる「現代」のギリシアまで。ギリシア史を彩るさまざまなエピソードを通じて、古代と現代との二つの視座から立体的にギリシアの「歴史」と「今」を語る。
目次
ギリシアとは何か
ギリシアの歩み
風土と環境
「古代」の発見
ミケーネ文明とその世界
創られるギリシア神話
ポリスと景観
競技会と社会
民主政治とその基盤
ポリス世界の国際関係〔ほか〕
著者等紹介
村田奈々子[ムラタナナコ]
1968年生まれ。青森県出資。東京大学文学部で西洋史学、同大学院総合文化研究科で地域研究を専攻。ギリシア留学を経て現在、同大学院博士課程に在学中。著書に『250語でできるやさしい現代ギリシア会話』(周藤芳幸と共著、白水社)、論文に「ギリシア独立戦争と匪賊クレフテス」(歴史学研究会編『社会的結合と民衆運動』、青木書店)などがある
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