プラクティカル内科シリーズ<br> 肝硬変・肝細胞癌―診断のすすめ方と治療戦略

プラクティカル内科シリーズ
肝硬変・肝細胞癌―診断のすすめ方と治療戦略

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  • サイズ B5判/ページ数 236p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784524221240
  • NDC分類 493.47
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 豊富な図・表,写真とともに,肝硬変・肝細胞癌の診断・治療に必要不可欠な知識をまとめた一冊.PEIT,PMCT,TAE,動注化学療法など各治療手技の実際を詳述し,総合的治療戦略を具体的に解説.長期管理,患者指導まで網羅し,臨床現場に即役立つ内容とした.また肝移植,ラジオ波治療,遺伝子治療など最新情報も満載.内科医・研修医必読の書である.2色刷.    《目次》 【主要目次】■カラー口絵■第1章 Overview:肝硬変・肝細胞癌を診る―現状と今後の展望■第2章 患者へのアプローチ―問診,症候,症状,身体所見,検査の進め方,診察のポイント■第3章 診断へのアプローチA.肝硬変の診断―身体的特徴,血液生化学的診断,画像診断,病理形態学診断B.肝細胞癌の診断1.肝悪性腫瘍の分類/2.高危険群の設定/3.腫瘍マーカー/4.腹部超音波診断/5.CT/6.MRl/7.肝血管造影/8.病理診断■第4章 治療へのアプローチA.肝硬変―非代償性から代償性肝硬変ヘ1.肝性脳症の治療/2.門脈圧亢進症への対策/3.肝性腹水の改善/4.栄養代謝の改善B.肝細胞癌1.治療戦略のたて方/2.PEIT/3.PMCT/4.TAE/5.肝動注化学療法/6.外科手術と集学的治療/8.治療効果の判定と予後/9.予防治療の現状■第5章 長期管埋,患者指導と病名告知■第6章 肝硬変症理解のためのBasic Science1.日本における肝硬変の疫学/2.肝線維化発現のメカニズム/3.肝微小循環制御と門脈圧亢進の分子機構/4.肝性腹水発症のメカニズム/5.肝性脳症発現のメカニズム■第7章 肝細胞癌理解のためのBasic Science1.肝細胞癌の疫学―地理分布に着目して/2.発癌の高癌化状態/3.HCV,HBVと肝発癌/4.増殖,浸潤の分子機構■第8章 肝硬変・肝細胞癌のカレントトピックス1.肝細胞癌の多段階発癌―形態学的観点から/2.ラジオ波による治療/3.肝移植/4.遣伝子治療への道

内容説明

慢性肝疾患に関する国民的関心の高揚は極めて重要であるが、もっと重大なことは現在肝臓病に罹患している患者を如何に救済するかである。患者にとって医師は医療についてすべてを知っている存在であるという認識が強い。したがって、たとえ肝臓病を専門にする医師でなくても肝臓病診療の現状について十分理解しておく必要がある。本書の編集にあたって最も重視した点である。この一冊で消化器診療の中で大半を占める肝硬変・肝細胞癌に関する最先端の知識を提供する。

目次

第1章 Overview:肝硬変・肝細胞癌を診る―現状と今後の展望
第2章 患者へのアプローチ―問診、症候、症状、身体所見、検査の進め方、診察のポイント
第3章 診断へのアプローチ
第4章 治療へのアプローチ
第5章 長期管理、患者指導と病名告知
第6章 肝硬変症理解のためのBasic Science
第7章 肝細胞癌理解のためのBasic Science
第8章 肝硬変・肝細胞癌のカレントトピックス