内容説明
生命工学のうちからわれわれの生活に直接関連する身近な部分にスポットを当てて、それぞれの専門家が執筆。具体的に先端技術の医療分野への応用、食品や化粧品への応用、老化のプロセスで重要な役割を果たす活性酸素にスポットをあて、長寿の科学を盛り込んでいる。生活に重要な影響を与えるエネルギーと、環境を守るバイオテクノロジーについても言及した。
目次
第1章 生命工学ってなんだろう?
第2章 医療・福祉で活躍する先端技術
第3章 日常に役立つ技術―食品と化粧品
第4章 長寿を可能にする生化学
第5章 環境を良くする技術
第6章 将来のエネルギー
著者等紹介
軽部征夫[カルベイサオ]
1942年、東京都生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。東京工業大学資源化学研究所教授を経て、88年4月、東京大学先端科学技術研究センター教授。99年4月、東京大学国際産学共同研究センター長。2001年から同教授、放送大学客員教授。2002年4月、東京工科大学片柳研究所教授、独立行政法人産業技術総合研究所先端バイオエレクトロニクス研究ラボ長を経て、2003年4月、東京工科大学バイオニクス学部長、独立行政法人産業技術総合研究所バイオニクス研究センター長
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