出版社内容情報
ユニクロ、しまむら、セブンイレブン──流通不振の中、急成長を遂げた企業の秘密は「ディマンド・チェーン経営」にある! 本書は物流・組織・情報の流れを革新する「新型チェーンオペレーション」の手法を解説する。
目 次
第1章 ディマンド・チェーン経営と五つの革新
1 「新型チェーン・オペレーション」の登場
2 通用しない「勝ちパターン」
3 ディマンド・チェーン経営を支える五つの革新
第2章 返品制への挑戦 ---- 取引制度革新
1 返品制の功罪
2 完全買い取りが持つ効果
3 川上への返品をゼロに ---- ダイカ
4 返品を受け付けて商品力を強化 ---- ファーストリテイリング
第3章 「過程」を透明にする営業革新
1 見えてきた属人的営業の限界
2 「過程」が見える仕組みを作る ---- セブン-イレブンの単品管理
3 「仮説検証」の仕組みを作る
4 セブン-イレブン型がすべてではない ---- その他の過程管理
第4章 「新しい分業」とインセンティブ・システム ---- 組織革新
1 本部バイヤーの限界
2 「新しい分業」の仕組みを作る
3 インセンティブの工夫
第5章 店舗の「知識」を活用する仕組み ---- コミュニケーション革新
1 コミュニケーションとしての情報システム
2 デジタル情報システムの導入効果
3 ディマンド・チェーン経営におけるコミュニケーション革新
4 個店を強くする情報システム ---- セブン-イレブン
5 フェース・ツー・フェースのコミュニケーションを活かす
第6章 魅力的な売場を支援する仕組み ---- 物流革新
1 多頻度小口物流で変化に対応
2 狭いバックヤードが生んだ物流革新 ---- セブン-イレブン
3 自前の物流システムを最大限に活用 ---- しまむら
4 一フェース・一アイテムの売場が生む物流革新 ---- マツモトキヨシ
第7章 終わりなき挑戦
1 二つの課題に挑むディマンド・チェーン経営
2 すでに始まっている新たな挑戦
内容説明
セブン‐イレブン、ユニクロ、しまむら、マツモトキヨシ…躍進のカギは、「顧客と売場の知識」の活用だ。不良在庫を減らし、売り逃しのロスをなくす「流通革新モデル」を気鋭の経営学者が大胆に描く。
目次
第1章 ディマンド・チェーン経営と五つの革新
第2章 返品制への挑戦―取引制度革新
第3章 「過程」を透明にする営業革新
第4章 「新しい分業」とインセンティブ・システム―組織革新
第5章 店舗の「知識」を活用する仕組み―コミュニケーション革新
第6章 魅力的な売場を支援する仕組み―物流革新
第7章 終わりなき挑戦