情報数理シリーズ<br> カオスと時系列

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情報数理シリーズ
カオスと時系列

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563014971
  • NDC分類 415.5
  • Cコード C3355

内容説明

「カオスとは何か」の問いは、乱雑さのなかに潜んでいる「法則」「構造」を、観測された時系列データ(離散量)から発見すること、と言い換えることもできよう。本書は、決定論的カオスを発見するための数学的/統計的手法としての「関数近似による時系列的予測」に重点を置いて解説されている。この手法は「予測によるシステム制御・管理」、「予測による金融システム管理」等、様々な分野に応用可能である。本分野を学ぼうとする学生はもとより、自然科学・社会科学を問わず「時系列予測」をテーマとして研究、分析にたずさわっている技術者・研究者にも有用な解説書となろう。

目次

1 カオスを知る(カオスの定義;カオスと分岐)
2 カオスを発見する(時系列と確率過程;Fourier変換とパワースペクトル ほか)
3 カオスを予測する(線形近似;非線形近似 ほか)
4 応用の実際(事例研究1:階層ベイズ的カオス時系列予測;事例研究2:空調熱負荷予測 ほか)
5 付録(汎化と次元の呪い;サロゲート法)

著者等紹介

松本隆[マツモトタカシ]
1966年早稲田大学理工学部電気工学科卒。1970年ハーバード大学大学院応用数学修士。1973年早稲田大学理工学部電気工学科助教授。工学博士。1977‐79年カリフォルニア大学バークレー校電気工学・計算科学研究員。1980年早稲田大学理工学部電気工学科教授

徳永隆治[トクナガリュウジ]
1985年早稲田大学理工学部電気工学科卒。1987年早稲田大学大学院理工学研究科前期課程修了。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員。1989年早稲田大学理工学部助手。1990年早稲田大学大学院理工学研究科後期課程修了。工学博士。1991年筑波大学電子・情報学系専任講師。1994年筑波大学電子・情報学系助教授

宮野尚哉[ミヤノタカヤ]
1980年大阪大学理学部化学科卒。1982年京都大学大学院理学研究科修士課程修了。1985年京都大学大学院博士課程修了。理学博士。1985‐88年(株)住友電気工業勤務。1989‐99年(株)住友金属工業勤務。1991‐92年マサチューセッツ工科大学人工知能研究所客員研究員。1999年弘前大学理工学部知能機械システム工学科助教授

徳田功[トクダイサオ]
1992年筑波大学第一学群自然学類卒。1994年筑波大学大学院理工学研究科修士課程修了。室蘭工業大学情報工学科教務職員。2000年工学博士。2000‐01年ポツダム大学・フンボルト大学客員研究員。2001年カリフォルニア大学サンディエゴ校客員研究員。現在、室蘭工業大学情報工学科助手フンボルトリサーチフェロウ
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