出版社内容情報
様々な顔をもつ“月”の写真集。
紅い月、蒼い月、細い月、淡い月……無限の顔を持つ月の写真と、神話・詩歌・科学の話を収録する写真集。どの月に、恋をしますか?
燃えるような紅い月、冷たく冴える蒼い月。凛として佇む細い月、優しく照らす淡い月……。たったひとつのものとは信じられないくらい、幾多の表情を持つ「月」のオールカラー写真集。
▼人は文字さえもたない頃から、月を見つめ、月について語り、知ろうとしてきた。それは神話、和歌、ことわざ、様々な形で今に伝わっている。本書では100点以上もの月の写真とともに、月にまつわる世界の神話や言い伝え、月の呼び名、月をうたった和歌や俳句などを紹介する。
▼冴える皓月と対照的な朧月、真昼の月、水面に映る月光など、様々な場所、時間、角度からとらえた写真の数々に、初めて見る月の姿があるはず。また、オーロラと月、接触する月と金星(金星食)、ボイジャー2号から見た三日月と「三日月型の地球」が並ぶ様子など、珍しい写真も多数掲載した。
▼『オセロ』(シェイクスピア)にこんなセリフがある。
▼「月がいつもよりも地球に近づくと、人を狂わせる」
▼この本を手にしたとき、あなたも必ず月に酔い、恋をするだろう。
●月をかたる
●月をよぶ
●月をうたう
●月にきく
●月をしる
内容説明
紅い月、蒼い月、細い月、淡い月…月のパワーにつつまれるとき、新しい自分が始まる。神話、俳句、科学…あらゆる角度から月を見つめる本。
目次
月をかたる(月神トート(エジプト)
夜の飾り(メソポタミア) ほか)
月をよぶ(朔;三日月|上弦 ほか)
月をうたう(月待てば(額田王)
三日月見れば(大伴家持) ほか)
月にきく(月にむら雲、花に風月満つれば虧(欠)く月は惜しまれて入り、桜は散るをめでたしとする
月の影取る猿 ほか)
月をしる(月光;月明かり|夜の虹 ほか)
感想・レビュー
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しいたけ
ふう
藤月はな(灯れ松明の火)
森の三時
九月猫