内容説明
本書は、基礎編・応用編で一対をなし、理工系大学2~4年生を対象に書かれた通信工学の基礎を網羅した米国で定評のある教科書の翻訳であるが、通信関係の実務に携わる研究者・技術者が通信の基礎理論を身につけるためにも有用。また通信に関する分野を網羅してあるので、通信分野関係の専門用語の辞書としても役立つ。大学1、2年生で学ぶ基礎数学を用いて様々な現象の説明や式の導出を詳細に説明しているので、読者はいつのまにか第一線の研究者、技術者に要求される通信の基礎を習得できる。各章末には豊富な問題があり、授業や独学者の便宜がはかられている。解答はWeb上に公開。
目次
1章 序論
2章 信号入門
3章 信号の分析と伝送
4章 振幅(線形)変調
5章 角度(指数)変調
6章 標本化とパルス符号変調
7章 ディジタルデータ伝送の基礎
8章 新たなディジタル通信技術
9章 最近の通信技術の進展およびその他のトピック
付録
著者等紹介
外山昇[トヤマノボル]
1966年東京大学工学部電子工学科卒、同年日本放送協会勤務。1983年工学博士(東京大学)。1998年電気通信大学教授。同国際交流推進センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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