内容説明
本書では、身近に起こった技術倫理事例を題材にしたグループ討論を通して、実学的に技術倫理の基本的な考え方、意思決定の手法が習得できるように学習プログラムが組まれている。
目次
技術倫理ことはじめ
技術者への期待
思いやり・注意義務
組織のなかの個人
技術者とコミュニティ
正直性・真実性・信頼性
有能性
説明責任
二重の立場の倫理(利益相反)
将来の世代のために(環境倫理)
職業の選択
授業と学習のガイド
著者等紹介
佐伯昇[サエキノボル]
1966年北海道大学工学部土木工学科卒業。1990年北海道大学工学部教授。工学博士。北海道大学名誉教授。第三者社会基盤技術評価支援機構・北海道代表理事。NPO法人科学技術倫理フォーラム理事
杉本泰治[スギモトタイジ]
1953年金沢大学工学部工業化学科卒業。企業勤務、企業経営をへて、1988年名古屋大学法学部法律学科卒業。現在、T.スギモト技術士事務所代表。NPO法人科学技術倫理フォーラム代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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