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市場と反市場の経済思想―経済学の史的再構成

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  • サイズ A5判/ページ数 312p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623031900
  • NDC分類 331.2
  • Cコード C3333

出版社内容情報

【内容】
従来の時系列的・系譜学的記述でなく、これまでにない市場─反市場という視点でとらえ、「市場の学」としての経済学を強く打ち出した経済学説史のテキスト。市場経済は法体系の上に成立するという前提に基づき、各々の時代の背景(政治と経済の連関)と、代表的研究者・学者の紹介を原典の抜粋を交えて紹介する。

【目次】
序論 パースぺクティヴ
第1部 市場形成の思想
 第1章 市場会社へのヴィジョン
 第2章 政策論争と市場認識の展開
第2部 市場思想の確立と展開
 第3章 A.スミス:自然的発展の経済学
 第4章 D.リカードウ:内生的成長の経済学
 第5章 T.R.マルサス:内生的成長否認の経済学
第3部 市場思想の継承と批判
 第6章 J.S.ミル:市場経済とアソシェーション
 第7章 K.マルクス:市場をくりぬく解放の思想
 第8章 A.マーシャル:有機的成長の経済学
第4部 市場思想の継承的モデルと批判的モデル
 第9章 新古典派経済学:市場主義の定式化
 第10章 ケインズ経済学:市場主義批判の定式化
第5部 市場思想への懐疑
 第11章 ヴェブレンとシュンペーター:市場経済社会学
 補章 近代日本の経済思想:市場思想の導入から高度成長まで

内容説明

従来の時系列的・系譜学的記述でなく、これまでにない市場‐反市場という視点でとらえ、「市場の学」としての経済学を強く打ち出した経済学説史。市場経済は法体系の上に成立するという前提に基づき、各々の時代の背景(政治と経済の関連)と、代表的研究者・学者の紹介を原典の抜粋を交えて紹介する。

目次

第1部 市場形成の思想(市場社会へのヴィジョン;政策論争と市場認識の展開)
第2部 市場思想の確立と展開(A.スミス:自然的発展の経済学;D.リカードウ:内生的成長の経済学;T.R.マルサス:内生的成長否認の経済学)
第3部 市場思想の継承と批判(J.S.ミル:市場経済とアソシエーション;K.マルクス:市場をくりぬく解放の思想;A.マーシャル:有機的成長の経済学)
第4部 市場思想の継承的モデルと批判的モデル(新古典派経済学:市場主義の定式化;ケインズ経済学:市場主義批判の定式化)
第5部 市場思想への懐疑(ヴェブレンとシュンペーター:市場の経済社会学;近代日本の経済思想:市場思想の導入から高度成長まで)

著者等紹介

中村広治[ナカムラヒロジ]
九州産業大学大学院
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がっち

1
もはや、新古典主義、やらケインズ派などは形骸化してしまった以上今これを読むのは歴史をたどるにすぎないが、マーシャルから、スミス、やマルクスなど各セクションごとにおもしろくまとまっているのでまぁまとめ程度にいいかもしれない。2013/04/27

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