内容説明
日常的に用いられる「家族」という言葉。多様性と複雑さが増大する現代社会において「家族」をどうとらえればよいのだろうか。本書では、世界や日本の家族/家族研究の最新動向をおさえ、また各章に「コラム」「学習課題」を設けるなど、授業や相互学習にも分かりやすく使いやすい工夫をこらした。
目次
第1部 家族をみる眼を点検する(家族を考える視角;異文化のなかの家族;歴史のなかの家族 ほか)
第2部 家族的体験を生きる(親からの自立;結婚とパートナー関係;親性と子育て ほか)
第3部 個人・家族・社会の関係を考える(「家族」と労働;「家族」と科学技術;「家族問題」と社会 ほか)
著者等紹介
吉田あけみ[ヨシダアケミ]
上智大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。広島文教女子大学人間科学部助教授
山根真理[ヤマネマリ]
大阪市立大学大学院生活科学部後期博士課程退位取得退学。愛知教育大学教育学部助教授
杉井潤子[スギイジュンコ]
大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程修了。奈良教育大学教育学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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