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内容説明
被害妄想、関係妄想、非影響妄想、誇大妄想、微小妄想などなど誰にでも妄想は現れます。それを訂正できなくなれば、精神病と診断されます。妄想を統計的に、実験的に読み解き、考察を重ねる推理小説のような冷静で知的な心理学。
目次
第1章 妄想はどのように定義されるか
第2章 健常者の推論には合理性があるのだろうか
第3章 統合失調症患者はどのような推論をするのか?
第4章 妄想をどのようにして測るか
第5章 妄想にはどんな特徴があるか
第6章 妄想はどのように発生するのか
第7章 「結論への性急な飛躍」は妄想へと導くか
第8章 妄想を持つ人は妄想をどのように捉えているか
第9章 妄想の発生の新しいモデル
著者等紹介
丹野義彦[タンノヨシヒコ]
東京大学大学院総合文化研究科助教授。医学博士、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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