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妄想はどのようにして立ち上がるか

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  • サイズ A5判/ページ数 241p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623046256
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3011

内容説明

被害妄想、関係妄想、非影響妄想、誇大妄想、微小妄想などなど誰にでも妄想は現れます。それを訂正できなくなれば、精神病と診断されます。妄想を統計的に、実験的に読み解き、考察を重ねる推理小説のような冷静で知的な心理学。

目次

第1章 妄想はどのように定義されるか
第2章 健常者の推論には合理性があるのだろうか
第3章 統合失調症患者はどのような推論をするのか?
第4章 妄想をどのようにして測るか
第5章 妄想にはどんな特徴があるか
第6章 妄想はどのように発生するのか
第7章 「結論への性急な飛躍」は妄想へと導くか
第8章 妄想を持つ人は妄想をどのように捉えているか
第9章 妄想の発生の新しいモデル

著者等紹介

丹野義彦[タンノヨシヒコ]
東京大学大学院総合文化研究科助教授。医学博士、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うみょん

0
面白かった2015/07/21

戸塚こだま

0
妄想研究の理論や知見を古典から多面的に紹介する学術書。読み物性は低いが、「妄想症者のほうが正確な推論をする」場合があることを単純な実験で証明する章は事実だけでスリリング。ベース、ゲート的な資料として好適。2015/05/05

ヤスミン

0
専門書、心理学と哲学の関連性について言及されていた。歴史的に妄想に対する捉え方の変化、実験や症例などを扱っている2009/12/05

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