出版社内容情報
微積分の基礎を一通り学んだ読者が数学的な厳密さを失わずに自然に微分方程式に入門できるように記述し，電気回路や自動制御など応用上重要な動機づけを紹介し，また各章末には補足を付けた馴染みやすい本．
■目次 序論／線形微分方程式／定係数の線形微分方程式／安定性
目次
１章 序論
２章 線形微分方程式
３章 定係数の線形微分方程式
４章 安定性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PDCAサイクル
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工学問題と銘打っているが，常微分方程式は一般の物理問題において頻出するもので，理解の深さに関わらず解き方を知っていて解いたことがある人は多いと思う．本書はそのイメージを知っておきたいと思う人に向けた内容で，解の存在や一意性，安定性などのイメージを理解しやすく説いている．微分方程式の幾何学的イメージを積分曲線によって直感的に理解できるようになった．2017/01/25
