内容説明
刑法新判例をより深く学び山口刑法学をより深く知る。「法学教室」誌上の好評連載に加筆・修正を施すとともに、「第19章 賄賂罪における職務関連性」を新収録。
目次
被害者の行為の介在と因果関係
被害者の行為を利用した法益侵害
不作為による殺人罪
正当防衛の周辺
過失犯の成立要件
実行の着手と既遂
罪数論
傷害の意義
窃盗罪における占有の意義
不法領得の意思
不動産の占有とその侵奪
事後強盗罪の成立範囲
詐欺罪における交付行為
クレジットカードの不正使用と詐欺罪の成否
文書の不正取得と詐欺罪の成否
誤振込みと財産犯
盗品等の返還と盗品等関与罪の成否
作成名義人の意義と有形偽造
賄賂罪における職務関連性
著者等紹介
山口厚[ヤマグチアツシ]
1953年生まれ。1976年東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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