目次
序 教育思想を学ぶにあたって
1 教育思想の源流
2 ルネサンスと教育思想
3 方法と教育思想
4 自然と教育
5 国民教育のための思想
6 田園教育舎系新学校の思想
7 児童中心主義の教育思想
8 生活と教育思想
9 児童観、遊びと教育思想
10 芸術と教育思想
11 労働と教育思想
12 価値観、人格形成と教育思想
13 教育内容と教育思想
14 現代における教育思想
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有智 麻耶
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初学者がこれを読んでも学ぶところは少ないのではないかと思う。まず、本書は各人物に焦点を当てた紀伝体のスタイルを取っている。しかし、半ば人物史のような記述になっている部分も多く、初見で各人物の思想が簡潔にわかるようにはなっていない。また、思想は歴史的背景を伴うものであるのに、テーマごとにくくっている章が多いため、理解しにくい部分もあると思う。もちろん、ある程度勉強した人が読めば各人物の思想の連関がわかって面白いのだろう。初学者には、有斐閣アルマシリーズの『教育思想史』を勧めたい。2016/04/10
たじー
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勉強のために。初めて知る(もしくは、記憶に残っていない)思想家が少なくなかった。各人物の思想について事前の知識がないと、理解するのが難しく感じることもしばしばあった。2018/10/12