出版社内容情報
客観性,信頼性,妥当性をもつ評価とは何か。教育評価について新たに学びたい人のための,基本的テキスト。教育評価の欧米と日本における歴史的展開を略述して問題の位置づけをはっきりさせ,諸概念を整理し直して明確にした。2002年の指導要録改訂を中心に補訂。
内容説明
テストや成績づけが1人歩きしていないか。子どもの学習と成長を支える真の評価がなされているか。本書は、最新の研究成果を踏まえた体系的・総合的な教育評価論の決定版。
目次
序章 教育評価の意義
第1章 教育評価の歩みと今日的課題
第2章 教育活動と目標・評価
第3章 形成的な評価
第4章 到達基準に準拠した測定・評価
第5章 教育目標のタキソノミーとその教育的活用
第6章 学校による評価の実際
第7章 評価の心理的影響
第8章 授業・教師・学校の評価
終章 わが国における教育評価の展開
著者等紹介
梶田叡一[カジタエイイチ]
1941年島根県松江市に生まれる。鳥取県米子市で小・中・高校を卒え、1964年京都大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業。大阪大学教授、京都大学教授などを経て、現在京都ノートルダム女子大学学長、文学博士
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