出版社内容情報
法が実現される場、裁判。その全体像を正確かつコンパクトに描いた第4版。
内容説明
司法制度改革審議会の意見書に沿った法整備が進み、21世紀の日本の司法制度の骨格が定まった。本書は、実現した司法制度改革の全体像を示し、改革に基づく司法の姿を明らかにする。
目次
第1章 法と裁判の役割(民事法の実現と民事手続;刑事法の実現と刑事手続 ほか)
第2章 裁判所制度(最高裁判所;高等裁判所 ほか)
第3章 法律家の役割(裁判官;検察官 ほか)
第4章 裁判の仕組み(民事裁判;家事裁判 ほか)
第5章 裁判をめぐる現代的課題(裁判を受ける権利;国民の司法参加 ほか)
著者等紹介
市川正人[イチカワマサト]
1955年静岡県に生まれる。1979年京都大学法学部卒業。立命館大学法科大学院教授。専攻は憲法
酒巻匡[サカマキタダシ]
1957年神奈川県に生まれる。1981年東京大学法学部卒業。京都大学大学院法学研究科教授。専攻は刑事訴訟法
山本和彦[ヤマモトカズヒコ]
1961年兵庫県に生まれる。1984年東京大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科教授。専攻は民事訴訟法
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感想・レビュー
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葉
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法律に関わるものとはどのようなものかということを簡略的に教えてくれている本である。基本的な事柄が書かれているので興味ある人は読んでみるのもいいと思う。後半は知らないことが多く、勉強になった。
ふみん
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現在の裁判制度について大まかに理解できる本。最初の方は読みやすいが、後半になるにつれて専門用語がどんどん増えていくので興味のない人には少し厳しいかもしれない。わからない所は読み流すくらいの心持ちで挑んだほうがいいでしょう。2011/07/16
ルアット
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裁判のしくみが理解できた。でも、専門的な洋語もあり、後半にいくにつれて、理解できなくなっていってしまった。 2010/10/15