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G-SEC eyes
「次世代を育む心」の危機―ジェネラティビティ・クライシスをめぐって

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766410594
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0336

内容説明

ジェネラティビティ・クライシス(「次世代を育む心」の危機)をキー概念として「ひきこもり」「児童虐待」「中高年のうつ病」といった現代社会の代表的な精神病理を、慶応義塾大学病院の現役の臨床医師が易しく解説。社会構造と心理構造との関連性を押さえつつ、その克服法を模索する。「モラトリアム」「パラサイト・シングル」「ネグレクト」といったトピックに関するコラム15編も収録し、メンタルヘルスの入門書としても最適。

目次

ジェネラティビティ・クライシス(generativity crisis):「次世代を生み育てる心」の危機とは?(少子高齢化社会;ジェネラティビティ・クライシス ほか)
思春期・青年期の心の危機:ひきこもり(思春期・青年期の発達課題;思春期・青年期の心の危機 ほか)
家庭における心の危機:児童虐待を中心に(児童虐待とは何か?;児童虐待の現状 ほか)
社会の変化と中高年の心の危機(中高年世代にみられる精神障害;精神医学の流れ ほか)

著者等紹介

小此木啓吾[オコノギケイゴ]
慶応義塾大学医学部卒。慶応義塾大学医学部精神神経科助教授、慶応義塾大学環境情報学部教授を経て、東京国際大学人間社会学部教授、慶応義塾大学客員教授。専門は、精神医学、精神分析学。平成15年9月21日没

浜田庸子[ハマダヨウコ]
慶応義塾大学医学部卒。慶応義塾大学医学部精神神経科助手、聖徳大学保健センター助教授を経て、現在、慶応義塾大学環境情報学部助教授、同大学医学部精神神経科兼担助教授。専門は、精神医学、乳幼児精神保健、学校精神保健

山田康[ヤマダヤスシ]
東京医科歯科大学医学部卒。井の頭病院勤務を経て、現在、慶応義塾大学医学部精神神経科助手。専門は、児童思春期精神医学、摂食障害、臓器移植のメンタルヘルス
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