K+K press<br> 人工知能のパラドックス―コンピュータ世界の夢と現実

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人工知能のパラドックス―コンピュータ世界の夢と現実

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784769204657
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C3058

内容説明

1900年、パリ。ドイツの数学者ダーフィト・ヒルベルトは「数学の諸問題」と題する歴史的講演をおこなった。この講演はある意味で、人工知能研究の前史をなすものだった。計算機科学に理論的基礎をもたらした「チューリング・マシン」の提案は、1930年代のことである。そして、1946年、初の電子的汎用コンピュータENIACが登場し、1956年のダートマス会議の開催により、AI=人工知能研究が科学と産業の世界に躍り出た。その後、AIに関係する諸分野は最も熾烈な知的論争の場となってきた。そこでは信条や主観がせめぎあい、AIの時代がはたして来るのか、行く手には“破滅”のみが待っているのか、来るべき未来のAI像は混沌としていまだ揺れ動く。

目次

第1章 人工知能概念の芽生え―ヒルベルトとチューリング
第2章 開拓者―ジョン・マッカーシー
第3章 楽観主義者―レイ・カーツワイル
第4章 ヒューマニスト―ジャロン・ラニアー
第5章 悲観主義者―ビル・ジョイ
第6章 夢と現実のはざま

著者等紹介

ウィリアムズ,サム[ウィリアムズ,サム][Williams,Sam]
1969年生まれ。ニューヨーク・スタテン島生まれ。フリーランス・ライター、著述家。ソフトウェアやソフトウェア・カルチャーに関する論稿をウェブサイトに発表するほか、新聞・雑誌にも寄稿しており、気が向けばテレビ番組も手がけている

本田成親[ホンダシゲチカ]
1942年、横浜に生まれ鹿児島で育つ。東京大学大学院博士課程修了。位相幾何学、基礎論専攻。東大教官を経てフリーランスとなり、数理哲学や科学理論関係の著述に携わるかたわら東京芸術大学大学院美術教育研究科客員講師を務める。1997年、「佐分利谷の奇遇」で第2回奥の細道文学賞受賞後、文芸作家活動に入る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キヌギヌ

2
ほとんど歴史の本みたいだった。2023/10/24

GASHOW

2
本誌の冒頭にPCの発明から現代までの流れがのっている。1900年前半にはPCがなく、中盤にチューリングが発明した。pcの発明後に人口知能という概念が生まれた。ただ、人の脳の仕組みはわかってきたけど思考や意思については2015年でもまだ答えが出ていないので人口知能を人の方向に進ませるのは実は大変なのかもしれない。そのかわりに虫に人口知能をもたせるようにしているけど、この軍事利用のリスクは人類を滅ぼすシナリオに存在している。虫は宇宙から来た生物じゃないかという説もあるので、虫を賢くするのは勘弁していただきたい2015/09/17

Kazyury

0
CS関連でもっとも悪名高き宗教戦争の歴史本。邦訳初版はだいたい10年ぐらい前。この本で有益なのはなにげに冒頭の年表。AI関連では何冊か古典も読んできたけど、時系列がわからないと混乱するので。読み物としてはまぁ、可もなく不可もなく。 自分は技術者なんで宗教戦争にあまり関心はないけど、ここ数年の(特にモバイルデバイス関連で)プラクティカルな形で地に足がついてきたことを歓迎。宗教戦争やってる間に民衆は現世利益に惹かれて帰依してしまったみたいな風情。 あと、この本に限らないけど邦訳の時に原題を無視し過ぎじゃね?2015/08/19

Prussian_Blue

0
人工知能という概念ができてから今日までの歩みをコンパクトにまとめている。HALみたいなAI目指してガンガン行くぜ!派、進歩とか言って使い勝手が悪かったら意味ないでしょ?派、スカイネットとは言わないが社会に大ダメージを与えるようなAIが簡単に作れちゃう世の中になると大変だお派、それぞれの言い分を載せて、最終的にライト兄弟が鳥じゃなくて飛行機を作って成功したように、目指すべきは人間をサポートするAIであり、人間のようなAIなんてそもそも意味無いんじゃない?とタイトル通り理想と現実の妥協点を探って締め。B

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