Sekaishiso seminar
家族とこころ―ジェンダーの視点から

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790711261
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C3336

内容説明

「家族」言説からの解放を目指して。いま、「家族」には何が起こっているのか。近代から現代へと連なる社会構造的な問題と、人間のこころ・意識とを媒介するジェンダーの視点を中心に据えつつ、法学・臨床心理学・社会学の三方面から、家族を巡る社会現象を考察・分析する。

目次

1 ジェンダーと家族―法学からのアプローチ(ジェンダー、家族、法;ドメスティック・バイオレンスと法;児童虐待と法 ほか)
2 こころと家族―臨床心理学からのアプローチ(臨床心理学から見た家族;こころの育ちと家族―乳児期から思春期にかけて;こころの成長と家族―青年期から老人期にかけて ほか)
3 家族とは何か―社会学からのアプローチ(家族とは何か―家族について私たちが知っている事柄;社会学的外部;「家族」をとらえなおす―システムの歯車としての「家族」ユニット)

著者等紹介

浅川千尋[アサカワチヒロ]
現職は天理大学人間学部教授。専門分野は憲法、行政法、ドイツ法

千原雅代[チハラマサヨ]
現職は天理大学人間学部助教授、教育学博士。専門分野は臨床心理学、子どもの心理療法

石飛和彦[イシトビカズヒコ]
現職は天理大学人間学部助教授。専門分野は教育社会学、生涯教育論
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感想・レビュー

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DRYM_8

1
入門系読物?法学、社会学、臨床心理学の3領域から、『ジェンダー』に着目しつつ家族を考えます。/社会学からの章が他2領域に比べてぶっとんでて最高(笑)カウンセリングやフロイト精神分析についても掘り掘り。同じ本には臨床心理学からアプローチした章が含まれてるのに!(笑)本当におもしろかった。一方臨床心理学からの章は、『ジェンダー』"ありき"での話という感があり、他2領域とかなり色が違う印象。社会学からの章でも切られてたけど、臨床心理学は、生まれた時代や精神分析の性質からして『ジェンダー』と強く癒着しちゃってる学2010/11/06

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