虫たちの化学戦略―盗む・欺く・殺す

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  • サイズ B6判/ページ数 293,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791760022
  • NDC分類 486.1
  • Cコード C0045

内容説明

相手を出し抜き、盗み取り、果ては殺すハチ、アリ、ハエ、チョウ…。そのサバイバルを賭けたドラマの影の主役が、虫の行動を決定づける様々なフェロモンなどの化学物質。自然界の複雑なメカニズムを、化学物質を駆使する虫たちの驚異の生態から見る刮目の自然誌。

目次

プロトと奴隷
自然界の特殊な化学物質
アリに支払う運賃
授粉
疫病神のハエ
生きる術としての盗み聞き
もの真似と盗みによる成功
細菌:単純細胞に秘められた複雑化学
自然界に化学物質を探る
薬箱の補充
未終結の問題と新たな発端
現実世界の複雑さ
生態系を利用する

著者等紹介

アゴスタ,ウイリアム[アゴスタ,ウイリアム][Agosta,William]
ロックフェラー大学教授。有機化学研究室主宰。フェロモンなど化学物質によるコミュニケーションの研究の世界的第一人者

長野敬[ナガノケイ]
生物学者

赤松真紀[アカマツマキ]
自然科学系の翻訳に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。