出版社内容情報
マクロ経済分析の一系譜としてのポスト・ケインジアンの経済成長と所得分配の理論を起こし、現代の主流派経済学のオルタナティブへの可能性を探る。
序 章 成長と分配のマクロ経済学
第1章 経済成長と所得分配の諸モデル
第2章 ネオ・ケインジアンとカレツキアン
第4章 カレツキアンとニュー・ケインジアン
第5章 人的資本論と内生的成長論
第6章 マクロ経済政策の基本視角
第7章 マクロ経済政策と所得再分配
第8章 90年代日本の利潤圧縮
終 章 残された課題と今後の展望
内容説明
マクロ経済分析の一系譜としてのポスト・ケインジアンの経済成長と所得分配の理論を掘り起こし、現代の主流派経済学のオルタナティブへの可能性を探る。
目次
序 成長と分配のマクロ経済学(混迷するマクロ経済学;ポスト・ケインジアンの成長と分配の理論:学説小史 ほか)
第1部 理論的基礎(経済成長と所得分配の諸モデル;ネオ・ケインジアンとカレツキアン)
第2部 現代マクロ経済学の流れのなかで(新古典派マクロ経済学の動学的展開;ケンブリッジ資本論争再考;カレツキアンとニュー・ケインジアン ほか)
第3部 マクロ経済政策をめぐって(マクロ経済政策の基本視角:「新古典派対ケインジアン」再考;マクロ経済政策と所得再分配:不完全競争と異質な経済主体 ほか)
著者等紹介
池田毅[イケダタケシ]
阪南大学経済学部助教授。1968年宮崎県生まれ。1998年九州大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。九州大学助手、九州大学講師を経て、2002年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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