目次
第1章 情報のエントロピー
第2章 負のエントロピー
第3章 生物はなぜ死ぬのか
第4章 情報のエントロピーと負のエントロピーとの比較
第5章 がんについて
第6章 日常の生活
第7章 トマトの木
第8章 人間の社会について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とと
1
まさかけつの穴にチューブ突っ込んで大腸を洗うことを勧めるのが主目的の本とは思わなんだ(笑)でもこれ便秘とかの人にはとっても良いと思う。それはさておき負のエントロピー、人は受精卵の時を初期条件エントロピー0とすれば、成長の最後つまり20歳くらいでS最小でそれから死ぬまで上昇を続け、死亡時にまたS=0となる。生きていくためには常にエントロピーを外へ排出し続けなくてはならない。なぜ孤立系の宇宙でこれほどまでの秩序が生まれているのか。人間が絶えず食べて捨てるという行為は「流れ」を作り出すということで・(文字数超過2015/08/16
青ポス
0
量子力学で有名なシュレーディンガー博士が提唱した「負のエントロピー」の概念について、筆者なりの解釈と実際の応用について述べた本。個人的には分かりにくかったが、要するに「開放系のエントロピーを考えるなら外部とのやり取りを考えなければならず、それの解釈に『負のエントロピー』が役に立つ」ということであるように思う2013/12/14