機能性化粧品の開発

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機能性化粧品の開発

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784882310570
  • NDC分類 576.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

 刊行のねらい

 皮膚の生理機能の解明、バイオアベイラビリティーの発達、バイオテクノロジーの進歩にともなう新しい生理活性物質の開発などによって、長期連用という化粧品の特質を理解した上で、安全で、しかも効果・効能のすぐれた化粧品が研究開発されている。これを、いわゆる機能性化粧品とよび、本書は、これら物理的・化学的・生理的・心理的などの諸機能を解説し、公表しうる化粧品科学の水準を示したものである。
 
                                         監修:高橋雅夫


   執筆者一覧(執筆順)
 (所属・肩書は1990年当時のものです。)

 尾沢 達也  (株)資生堂 取締役 研究開発本部
 高野 勝弘  東京化粧品工業会 技術課
 大郷 保治  ポーラ化成工業(株)横浜研究所 開発研究部
 広田  博   広田技術士事務所 所長
 堀井 和泉  (株)資生堂 研究開発本部 製品研究所
 駒崎 久幸  (株)資生堂 研究開発本部 基礎科学研究所
 福田 英憲  ライオン(株)第5開発研究室
 池内  隆   ライオン(株)第4開発研究室
 鳥居 健二  (株)資生堂 研究開発本部 製品研究所
 福田  實   (株)資生堂 研究開発本部 基礎科学研究所
 赤堀 敏之  (株)アリミノ 常務取締役
 萬  秀憲   花王(株)東京研究所 第3研究室
 広瀬 一司  ホーユー(株)研究所 開発研究部
 梅田 達也  (株)ソダアクト 代表取締役
 吉田  醇   鐘紡(株)カネボウ化粧品本部 美容研究所
 田中 咸子  ライオン(株)第8応用研究室
 松本 宏一  日本サーファクタント工業(株)  ニッコールテクニカルセンター
 滝沢 正博  ライオン(株)第3応用研究室
 貴山健太郎  ライオン(株)第11開発研究室
 橿淵 暢夫   ポーラ化成工業(株)横浜研究所 開発研究部
 鈴木 正巳   ポーラ化成工業(株)横浜研究所
 内藤 幸雄   花王(株)栃木研究所
 武田 穆典   エーザイ(株)薬粧事業部 粧材企画室
 加納 満和   ハリウッド(株)調布工場 研究部
 北田 好男   ポーラ化成工業(株)横浜研究所
 本多 伸吉   協和発酵工業(株)新規事業企画 管理部 化粧品センター
 浅原 智久  (株)資生堂 研究開発本部 研究管理部
 鈴木  正   (株)小林コーセー 研究所
 渡辺 千春  (株)小林コーセー 研究所
 和地 陽二  (株)資生堂 研究開発本部 基礎科学研究所
 芋川 玄爾  花王(株)栃木研究所
 遠藤 正人  東レ(株)ナイロン樹脂事業部
 原島 朝雄  東レ・ダウコーニング・シリコーン(株) 研究開発本部 開発第一部
 伊吹 忠之  旭化成工業(株)医薬事業部 特薬技術部
 川崎 由明  味の素(株)中央研究所 ファイン研究所
 蔵多 淑子  日光ケミカルズ(株)企画開発部
 鈴木 福二  (株)資生堂 研究開発本部 基礎科学研究所
 黒田 能子  パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン(株) 常務取締役
 竹ノ内正紀  ポーラ化成工業(株)横浜研究所 研究企画推進部
 浜崎 大平  ポーラ化成工業(株)横浜研究所 研究企画推進部
 宇都木康二  ポーラ化成工業(株)横浜研究所 研究企画推進部
 川崎  清   (株)資生堂 第2商品企画部
 飯塚 淳子  化粧品研究家


  構成および内容

序章 機能性化粧品
― 時代の変化そして消費者 ―              尾沢達也

I 関連法規と許認可手続き
1. 化粧品と関係法規                    高野勝弘
2. 化粧品等の許認可手続                 大郷保治
3. 医薬部外品の動き                    広田 博

II アイテム別機能の評価・測定
1. 保湿機能を主とするスキンケア化粧品        堀井和泉
2. 生薬の機能を主とするスキンケア化粧品       駒崎久幸
3. 新しい機能を訴えるボディケア化粧品        福田英憲
4. 新しい機能を訴えるヘアケア化粧品
     ― リンスインシャンプーの技術動向 ―     池内 隆
5. 新しい機能を訴える整髪料               鳥居健二
6. 新しい機能を訴えるサンスクリーン剤         福田 實
7. 新しい機能を訴えるパーマネント用剤         赤堀敏之
8. 新しい機能を訴える浴用剤               萬 秀憲
9. 新しい機能を訴求する染毛剤             広瀬一司
10. 新機能を訴えるマニキュア製品           広田 博

III 機能性化粧品の効果を高める研究
1. 香料に期待される心理作用              梅田達也
2. メーキャップの心理効果                吉田 醇
3. バイオアベラビリティー                 田中咸子
4. リポソーム                        松本宏一
5. マイクロカプセル                     滝沢正博、貴山健太郎

IV 生体の新しい評価と技術
1. 皮膚状態とその評価                  橿淵暢夫
2. 経皮吸収とその評価                  鈴木正巳
3. 毛髪損傷とその評価                  内藤幸雄
4. 爪損傷とその評価                    武田穆典
5. 機能性化粧品の分析                  加納満和

V 機能性化粧品のための新しい原料
1. 生薬                            北田好男
2. 機能性化粧品のための新しい原料 
     ― 酵素処理により得られる新しい化粧品原料 ―  本多伸吉
3. アルブチン                        浅原智久
4. メラニン生成抑制剤                   鈴木 正、渡辺千春
5. 微生物代謝産物                     和地陽二
6. 角質細胞間脂質                     芋川玄爾
7. ナイロンパウダー ― 超真球微粒子 ―        遠藤正人
8. シリコーン誘導体                    原島朝雄
9. リン脂質系界面活性剤                 伊吹忠之
10. アミノ酸系香粧品素材                川崎由明
11. パーフルオロポリエーテル              蔵多淑子
12. 無機粉体                        鈴木福二

VI 機能性化粧品の市場
1. 機能性化粧品の海外市場               黒田能子
2. 公開特許から見た機能性化粧品の傾向      竹ノ内正紀、浜崎大平、宇都木康二
3. マーケティングからみた機能性化粧品         川崎 清
4. 機能性を訴えている商品一覧              飯塚淳子

内容説明

本書の初版は1990年だからもう10年前になる。こんど縮刷版を出すにあたって久し振りに見直してみたが少しも色褪せることのない内容に、執筆者の方々に改めて敬服した。本書は、ソフト寄りの最新傾向にウェイトをおいたもので、それだけに薬事法の「人体に対する作用の緩和なもの」という、医薬品や医薬部外品とは一線を画したところに留意する必要があった。たまたまその頃は、生活環境の変化からくる健康不安から健康食品に対する関心が高まり、さらに機能性食品という新しい分野が話題にのぼりはじめたころだった。そこで、化粧品にも学際的な研究開発の成果をうたった「機能性化粧品」を標榜(ひょうぼう)してもいいのではないかと思いついた。

目次

序章 機能性化粧品―時代の変化そして消費者
1 関連法規と許認可手続き
2 アイテム別機能の評価・測定
3 機能性化粧品の効果を高める研究
4 生体の新しい評価と技術
5 機能性化粧品のための新しい原料
6 機能性化粧品の市場

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