出版社内容情報
《内容》 いま一番知りたい最新の情報を、コンパクトに、そしてビジュアルにまとめた画期的シリーズ。基礎医学の最先端から臨床応用までを、やさしく、わかりやすく解説する、臨床医必見の書!
内容説明
近年糖鎖研究は、組換え糖蛋白の構造研究をきっかけに目覚ましい展開をみせているが、さらに今後も医学薬学領域を内包した大きな役割を果たしていくことが期待される。本書は糖鎖の生体における役割と、そのメカニズムから糖鎖遺伝子のクローニングと発現解析、さらには癌転移や糖鎖のかかわる疾患まで、最新の知見を交えて解説する。
目次
第1章 糖鎖の生体における役割とそのメカニズム(糖鎖と細胞相互作用;糖鎖シグナルの認識と伝達機構;神経細胞の発生・分化と複合糖鎖)
第2章 糖鎖遺伝子のクローニングと発現解析(シアル酸転移酵素と細胞接着;N‐アセチルグルコサミン転移酵素;フコース転移酵素と血液型 ほか)
第3章 糖鎖と疾患研究(癌と糖鎖異常;ウイルス・原虫感染と糖鎖;炎症と糖鎖 ほか)