内容説明
イスラム教、キリスト教、仏教、ヒンドゥー教、ユダヤ教、世界の五大宗教がこの１冊ですべて分る。五大宗教の歴史とゆかりの地を訪ねる壮大な巡礼の旅。特別寄稿：ダライ・ラマ法王１４世／デズモンド・ツツ元大主教。
目次
第１章 宗教の起源
第２章 ヒンドゥー教
第３章 仏教
第４章 ユダヤ教
第５章 キリスト教
第６章 イスラム教
著者等紹介
ヒッチコック，スーザン・タイラー［ヒッチコック，スーザンタイラー］［Ｈｉｔｃｈｃｏｃｋ，Ｓｕｓａｎ Ｔｙｌｅｒ］
歴史や文化、自然に関する１１作の著作をもつ。米国ヴァージニア大学の人文科学の助教授などを経て、現在はナショナルジオグラフィック誌のフリーランス編集者を務め、「アメリカ独立戦争」「古代世界の神秘」などの書籍を手がけている
エスポズィート，ジョン・Ｌ．［エスポズィート，ジョンＬ．］［Ｅｓｐｏｓｉｔｏ，Ｊｏｈｎ Ｌ．］
米国ジョージタウン大学の宗教・国際問題およびイスラム研究学の教授で、専門はイスラムの政治、宗教、国際問題など。現在は「オックスフォード現代イスラム世界百科」「オックスフォード版イスラムの歴史」「オックスフォード・イスラム事典」の編集主幹を務め、著書も「グローバル・テロリズムとイスラーム―穢れた聖戦」（明石書店）など２５冊以上におよぶ
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感想・レビュー
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piro
28
ヒンドゥー教、仏教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の成り立ちと広がり、現状が記されていて、それぞれの概略を知るのに丁度いい。ナショジオの本なので写真も素晴らしいです。アブラハムを祖とする一神教、土着信仰をベースとした多神教。鳥瞰してみて、結局は東洋と西洋の根本的なイデオロギーの違いが起源に結びついている様に感じました。征服や統治の手段として利用される事で本来の目的から逸脱する事はどの宗教にとっても悲劇。「調和を求め、他者に敬意を払い、思いやりと忍耐を持つ」ダライ・ラマのシンプルながら重い言葉が印象的。2020/07/16
Naomi Fujimaki
0
宗教というものは、根底は同じで、生きる上での知恵の伝達であることだと感じられた本です。NATIONAL GEOGRAPHIC社ならではの写真の美しさにも癒されます。
