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代数解析概論

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000056519
  • NDC分類 411.64
  • Cコード C3341

内容説明

1960年代より30年余りかけて著者が佐藤幹夫、河合隆裕らとともに構築したD‐加群の理論。D‐加群の発想の原点は線形偏微分方程式への応用だが、いまでは表現論や共形場理論など幅広い分野に応用され、重要な役割を果たしている。本書では、具体的な応用例としてD‐加群とその超局所解析を用いたb‐函数の計算法について詳説する。岩波講座「現代数学の展開」からの単行本。

目次

第1章 D‐加群の簡単な性質
第2章 特性多様体
第3章 D‐加群の構成法
第4章 D‐加群の函手的性質
第5章 確定特異点型ホロノミー系
第6章 b‐函数
第7章 形式的擬微分作用素環
第8章 ホロノミー系の超局所解析
第9章 b‐函数の超局所解析
付録

著者等紹介

柏原正樹[カシワラマサキ]
1947年生まれ。1969年東京大学理学部数学科卒業。現在、京都大学数理解析研究所教授。専攻は代数解析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。