内容説明
1850年代からの半世紀はアジア激動の時代であった。アジアの諸民族は強制的に資本主義世界にひきこまれ欧米列強の侵略と収奪にさらされた。本書は、当該期の日本の歴史をその激動の一環として捉え、その基本的な動きを鮮明に跡づける。
目次
序章 明治維新の特質
第1章 自由民権運動の発展
第2章 自由民権運動の敗退
第3章 天皇制の矛盾と日清戦争
第4章 日本帝国主義の成立
第5章 日露戦争の意義
著者等紹介
遠山茂樹[トオヤマシゲキ]
1914年生まれ。1938年東京帝国大学国史学科卒業。文部省維新史料編纂事務局、東京帝国大学史料編纂所所員を経て1958年横浜市立大学文理学部教授、のち名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。