岩波新書<br> サイバーセキュリティ

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岩波新書
サイバーセキュリティ

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004317425
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

日々深刻さを増すサイバー攻撃。重要な情報を守るために何をすべきか。現在、どのような取り組みが進められているか。政府のサイバーセキュリティの責任者をつとめた著者が、脅威の現状と対策の全体像をわかりやすく解説。

内容説明

サイバー攻撃が深刻さを増している。手口が日々進化し、攻撃対象も拡大するなか、重要な情報を守るためにどのように対処すべきか。民間、国、国際間で現在、どのような取り組みが進められているか。政府のサイバーセキュリティの責任者をつとめた著者が、脅威の現状と対策の全体像をわかりやすく解説する。

目次

第1章 サイバー攻撃はどのような手法でおこなわれるのか
第2章 狙われるIoT機器のセキュリティ
第3章 企業へのサイバー攻撃―その実態と対策
第4章 サイバーセキュリティを担う人々
第5章 日本におけるサイバーセキュリティの取り組み
第6章 サイバーセキュリティ外交
第7章 インターネットの光と影

著者等紹介

谷脇康彦[タニワキヤスヒコ]
総務省総合通信基盤局長。1984年、郵政省(現総務省)入省。内閣官房内閣審議官・内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)副センター長、総務省情報通信国際戦略局長、政策統括官(情報セキュリティ担当)などを経て、2018年7月より現職。慶應義塾大学大学院メディアデザイン学科特別招聘教授(非常勤)、東京大学大学院情報学環客員教授(非常勤)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hatayan

16
総務省の官僚による、情報セキュリティ政策のトレンドの解説書。 今後やってくるIoT時代を前にセキュリティ情報を共有する組織として「ICT-ISAC」が認定されること、情報システム部門(IT)と設備管理部門(OT)を統合した考え方が重要になること、2018年のサイバーセキュリティ戦略で日本はインターネットの設計当初の思想である自律・分散・協調を重んじていること、個人情報の保護を考えるときはEUの一般データ保護規則(GDPR)を意識する必要があることなど、これからの動きやキーワードを先取りできる一冊です。2018/12/09

はるわか

11
リアル空間とサイバー空間の境界が曖昧になり、二つの空間が一体化してきている中でサイバー空間の脅威も急速に高まっている。「深刻化」「拡散」「グローバル化」。IOT機器の脆弱性。圧倒的に優位な立場にある攻撃者、匿名性、Tor(トーア)。ワーム(虫)とサイバー衛生。感染端末(bot)。今なお主流を占める標的型攻撃。注意すべき添付ファイル".exe"。次々に登場する新たな攻撃手法。「ネットワークビギナーのための情報セキュリティハンドブック」。サプライチェーンとサイバーセキュリティ。脆弱性対策のための体制を要整備2019/11/29

てくてく

8
サイバーセキュリティのテクニカルな部分というよりは、注目を集めた事件の原因、民間企業や国がとっている対策。そしてサイバー世界は国境をやすやすと越えていくことから、世界的な取り組みについても言及している。2018/11/22

ロッキーのパパ

7
評価は★★★(満点は★★★★★) セキュリティについて広く浅く、様々な事が取り上げられている。入門書という位置づけだけど、項目が多すぎて、初めてセキュリティに触れる人は消化不良に陥りそう。2018/12/27

Junichi Wada

5
攻撃の事例や最近はパソコンのセキュリティ意識が高まったことからIOT機器が対象となりやすくなっていること詳しく書かれているが。また、最近の政府の対策や参考ホームページなど初心者にもわかりやすい。2018/12/23

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