岩波ジュニア新書<br> こころと身体の心理学

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岩波ジュニア新書
こころと身体の心理学

  • 山口 真美【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784005009237
  • NDC分類 K141
  • Cコード C0211

出版社内容情報

SNSやバーチャルリアリティが普及し、身体の捉え方は多用化している。一方でリアルな痛みは自分の存在を実感させ、他者の痛みにも気づかせてくれる。金縛り、絶対音感、文字に色や形に味を感じる共感覚、全盲者がつくりあげる空間世界--様々な事例をもとに第一線の科学者が自身の病とも向き合って解説した、今を生きるための身体論。

内容説明

SNSやバーチャルリアリティが普及し、身体のとらえ方は多用化している。一方でリアルな痛みは自分の存在を実感させ、他者の痛みにも気づかせてくれる。金縛り、絶対音感、摂食障害、全盲者がつくりあげる空間世界―脳科学や様々な事例をもとに、第一線の科学者が自身の病とも向き合って解説した、今を生きるための身体論。

目次

序章 アンバランスな身体―金縛りはなぜおきる?
第1章 人それぞれの身体感覚
第2章 魅力的なカラダとは?
第3章 共感覚、絶対音感、そして「痛み」を感じる身体
第4章 拡張する身体と、身体感覚のコントロール
終章 少し長いあとがき―こころと身体から、自分を知る

著者等紹介

山口真美[ヤマグチマサミ]
お茶の水女子大学大学院人間文化研究科人間発達学専攻修了後、ATR人間情報通信研究所・福島大学生涯学習教育研究センターを経て、中央大学文学部心理学研究室教授。博士(人文科学)。日本赤ちゃん学会副理事長、日本顔学会、日本心理学会理事。新学術領域「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築―多文化をつなぐ顔と身体表現」のリーダーとして、縄文土器、古代ギリシャやローマの絵画や彫像、日本の中世の絵巻物などに描かれた顔や身体、しぐさについて、当時の人々の身体に対する考えを想像しながら学んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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めんま

21
現代は、SNSの普及やバーチャルリアリティの発達によって、身体感覚を伴わないコミュニケーションが可能となっている。そのような時代において、改めて「身体感覚とは何か?」を探るのが本書。著者は心理学を専門とするため、知覚のあり方や理想的な身体イメージのあり方、共感覚といった心理・認知的側面との関わりからまとめている。2021/06/25

コニコ@共楽

19
表紙のクリムトの絵が魅力的。金縛や幽体離脱なども脳と身体のアンバランスから起きるなど、驚きの事例もあったが、心理学というよりも、脳科学と身体の関係といえる部分が多かったように思う。面白かったのは、感覚の鋭い人の中で、文字に色を感じる人がいるというのだ。Aは赤、Bは青、Cは黄色という具合で、英単語を覚える時は、色の並びで覚えたという人の体験が印象的だった。2020/10/07

崩紫サロメ

12
思春期の人に向けて書かれているが、身体と脳(こころ)の密接な関わりと、そのバランスが崩れたときに起こる様々な現象をわかりやすく説明している新書。著者自身も様々な「精神的」苦痛を抱えて生きてきたようであるが、それと身体が大きく関わっていたことなど、例も豊富でイメージしやすい。コロナウィルスの流行の中にあり、身体性が失われた交流が増えている中、考えさせられるところが多かった。2020/11/13

もうめい

6
ジュニア新書ということで、思春期の人たちを対象に書かれているのですが、大人が読んでも学ぶことは多いです。単に色々な研究の結果を羅列するだけでなく、著者自身の経験を例として取り上げて、まさしく「身体化」して伝えようとしているように感じました。摂食障害や思春期のイライラについても、温かい視点で解説されていました。ちょっと残念なのは、「痛みと生きる実感」を語るなかに、リストカットについての言及がなかったこと。思春期の人たちと痛みについて、これは避けられないテーマな気がするので。2022/04/04

くまくま

5
身体への意識って案外向けられてないことが多いなと感じた。呼吸や表情を作っているときの筋肉の動きなど。身体を整えれば心も整う(逆も然り)。SNS等の普及で心を使うことは多いがもっと身体も使ってバランスを取らないとダメだなと思った。2020/11/01

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