AI白書〈2019〉企業を変えるAI 世界と日本の選択

電子版価格
¥3,080
  • 電書あり

AI白書〈2019〉企業を変えるAI 世界と日本の選択

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A4判/ページ数 496p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784049110142
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0004

出版社内容情報

日本での人工知能の社会実装は間に合うのか?▼国内と海外の人工知能の最新動向がすべてわかる、網羅的な白書の最新版

 “ディープラーニング”(深層学習)の登場以降、大変な盛り上がりとなっている人工知能(AI)。すでに研究段階から、社会への実装へとステージが進んでいて、一過性のブームでないことは明らかです。
 しかし、海外、とくに米国・中国に比べて、AIの社会実装という面では、日本は大きく遅れをとっていると言われています。そして技術面においても、先行しており、かつ人的にも資金的にも大きなリソースを投入している米中に、日本が追いつくことは容易ではありません。これからの産業構造に大きな変革をもたらすであろうAIに、日本企業は、社会は、この先どう向き合っていけばいいのでしょうか。
 本書は、AIの基礎的な技術解説から、国内外の多様な先行導入事例、制度・政策面での取り組み、中国のAI動向データや企業経営者の意識調査結果まで、AIにまつわる幅広い話題を網羅して収録しております。企業や社会がAIを実装するにあたってのひとつの指針として、本書をご活用いただけます。

▼最新技術から利用動向、制度や政策まで、関連する話題を網羅

本白書は、大きく5つの章から構成されます。

□第1章 AIが壊すもの、創るもの
 ・対談 冨山和彦(経営共創基盤CEO)×中島秀之(本誌編集委員長)
 ・対談 尾原和啓(ITジャーナリスト)×松尾 豊(本誌編集委員)
□第2章 技術動向
 ・ディープラーニング、自然言語処理、身体性とロボティクス等
□第3章 利用動向
 ・国内、海外の利用動向、AI市場規模
□特集 データで見る中国のAI動向
□資料 企業におけるAI利用動向アンケート調査
□第4章 制度政策動向
 ・知的財産、AIに関する原則、ガイドライン、国内外の政策動向等
□第5章 AIの社会実装課題と対策
 ・社会実装に係る課題調査、社会実装推進の方向性等

独立行政法人情報処理推進機構 AI白書編集委員会[ドクリツギョウセイホウジンジョウホウショリスイシンキコウ エーアイハクショヘンシュウイインカイ]
編集

内容説明

経営者からエンジニアまで大好評だった『AI白書』の最新版!(1)豊富な実例が、AIビジネスの企画立案、実装の参考に。(2)知っておくべき、海外の動向、国内外の関連施策を把握できる。(3)各種調査、アンケート結果など、豊富なデータがAI導入に役立つ。

目次

第1章 AIが壊すもの、創るもの(対談1 AI経営と日本の目指すべき道(冨山和彦(株式会社経営共創基盤代表取締役CEO)×中島秀之(本書編集委員長))
対談2 感情価値や欲望の部分をAIで勝ちに行け(尾原和啓(Professional Connector、ITジャーナリスト)×松尾豊(本書編集委員)) ほか)
第2章 技術動向(総論(技術の全体像、マッピング)
ディープラーニング ほか)
第3章 利用動向(総論;技術分野別のディープラーニングの利用動向 ほか)
第4章 制度政策動向(総論;知的財産 ほか)
第5章 AIの社会実装課題と対策(総論;社会実装に係る課題調査 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

82
AI白書ということで2年ぶりに出版されました。私は白書などは官公庁からのホームページからダウンロードして読むのですが、これは出版物でしか読めないということで購入しました。市販のAIに関する本の何倍もの情報が収められていて参考にはなるという気がします。技術動向、利用動向、制度政策動向が特に参考になりました。2019/01/25

Willie the Wildcat

65
GWの宿題が、本著でようやく完了。技術、利用、そして精度政策の3つの動向を詳細に吟味。本著は”枠”を捉えるのに有用も、日々の最新情報収集は必須。技術論と共に、業界を超えた企業連携と方向性の見極め、如何に自社・自身に取り込むかの判断・実行が、私自身を含めた現代企業の宿命。日本の出遅れ感は否めないが、複数公的機関の独立性と連携のバランス、伴う支援と結果の妥当性検証が求められる。加えてスピード感。因み、本著への希望が2点。書籍サイズと用語集・略語集。前者は持ち運びできないサイズに涙し、後者は振り返り等に必須。2019/05/03

Predora

6
技術動向や各国の政策まで網羅されており十分な情報量だった。纏まった資料があまり無かった政策や倫理の問題についても網羅されていた点が尚良かった。情報の羅列、悪く言えば冗長な箇所もあり読み進めるのに苦労はした。2019/12/31

だまし売りNo

4
政府はAIのルール作りで、AIが物事を判断する際、その企業に説明責任を求めることを柱とする(「AIの判断、企業に説明責任 ルール作りへ政府7原則」日本経済新聞2018年11月26日)。好き嫌いである人を贔屓し、別の人を排除するコネ組織の恣意的な判断が、AIの判断ということで正当化されてしまうことへの危惧はある。それはAIそのものよりも、運用プロセスの透明性や説明責任を強化する話になる。AIに限った話でもない。2019/06/29

記憶の図書室

3
全てを読了したわけではないが、活用したい部分は目を通したので登録。技術的な部分はエンジニアの実務に任せるとして、国内外の動向や専門家のコラムは非常に興味深く、未来展望に思考を巡らせるヒントになった。AIの実態とすぐそこまで迫っている社会の大きな変化に関心がある方は押さえるべし。2019/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13260224
  • ご注意事項