出版社内容情報
この宇宙に人間はなぜ存在するのか。いま最も期待される若き天文学者が答える。ムラムラするほどおもしろい宇宙論入門の決定版！
宇宙は何でできているか、宇宙はどうやって始まったのか、宇宙の行き着く先は、宇宙はどんな法則に支配されているのか、我々はなぜ存在するのか。宇宙の基本的な５つの謎に、いま最も期待される若き天文学者が答える。ムラムラするほどおもしろい宇宙論入門！
【著者紹介】
１９７３年千葉県生まれ。天文学者。東京大学大学院理学系研究科物理学専攻。専門は観測的宇宙論および宇宙物理学。コンピュータ・シミュレーションにより宇宙の進化や天体の形成過程の解明を目指す。
内容説明
気鋭の宇宙物理学者吉田直紀の宇宙論！この１冊であなたも宇宙の虜。
目次
１章 宇宙のＱＡ
２章 天文学者に１００の質問
３章 ムラムラする宇宙論（宇宙はどのように進化したのか；見えない宇宙；宇宙で最初の星はどのように生まれたのか）
著者等紹介
吉田直紀［ヨシダナオキ］
東京大学大学院理学系研究科物理学専攻教授兼カブリ数物連携宇宙研究機構特任教授。１９７３年千葉県生まれ。東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。マックスプランク宇宙物理学研究所博士課程修了。ハーバード大学、国立天文台、名古屋大学を経て、２０１２年より現職。専門は宇宙論、大規模数値シミュレーション。スーパーコンピューターを用いて宇宙の進化や暗黒物質の謎に挑む（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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yuyu
37
ムラムラとはそっち系（笑）ではなく、「ムラがある」のムラムラだそう。宇宙について、平易に一般人でもわかるように解説。宇宙はベージュ色などの小ネタもあり。夜空を見上げてる時の感じ方が少し変わったかな。ちなみに、著者は息子の研究室の教授。どんな研究をしているのか、こっそり母も勉強しようと思ったが…うーん^^;2017/04/02
KG
5
タイトルのムラムラとは、宇宙が今の形になったきっかけともなるゆらぎのこと。ビッグバンから始まって、今の世の中にある物質の元となる元素ができていく過程の話は、何度読んでも面白い。前半は質問に答える形式で宇宙の様々なことを分かりやすく説明してくれる。個人的に一番知りたかった宇宙の膨張速度と光の速さを比較する部分の質問に、明確な答えがなかったのが残念。専門的には正しい答えだったのかもしれないけど、その部分だけモヤモヤした。全体的に分かりやすく丁寧に説明してくれているので、宇宙の壮大さを感じるには十分な内容。2014/08/03
高光浩二
4
いや、フルボ・・・ムラムラした。2015/05/18
塩崎ツトム
2
「ムラムラ」とは性的興奮ということではなく、決して均質ではない場所（物質的にムラがあり、絶えず揺らいでいる）としての宇宙、という意味らしいです。2014/08/15
つねちゃん
1
面白い！宇宙について書いてある本の中でも好きな感じの本です！わかりやすく読みやすい！2022/03/21
